こんにちは、さとりです。飲食の現場に10年いたあと、SNS運用代行のフリーランスとして独立し、いまは在宅で仕事をしています。このブログでは、在宅ワークの作業環境を、道具と設定の両面から書いています。
この記事が答える質問は、「エクスプローラーの表示を変えたいとき、どの設定をどこで変えればよいのか」です。
先に結論を書きます。エクスプローラーの「表示」には、性質の違う設定がまとめて入っています。見た目(アイコンの大きさや一覧・詳細)、並び順、拡張子と隠しファイルを出すかどうかの3種類です。Windows 11では、この3種類とも上部のツールバーにある「表示」と「並べ替え」のボタンから変えられます。細かい設定と、全フォルダーへの適用は「フォルダーオプション」で行います。
この記事を読み終えると、次のことが自分でできるようになります。
- 変えたいのが3種類のどれかを見分けて、その設定がある場所を開く
- 拡張子と隠しファイルを表示する(そして必要なら元に戻す)
- 変えた表示を同じ種類のフォルダー全部へ適用する
- 表示が勝手に戻るときに、確かめる順番をたどる
なお、ここに書いているのは一般的なWindowsの操作です。私自身の画面で起きたことの記録ではありません。メニューの名前や位置は、Windowsの更新によって少しずつ変わることがあります。見当たらないときは、Microsoftの公式サポートで最新の案内を確認してください。
最初に、変えたいのがどの「表示」かを決める
「エクスプローラーの表示を変えたい」と検索する人の困りごとは、だいたい次のどれかに当てはまります。先にどれなのかを決めておくと、開く場所を迷わずに済みます。
| 困っていること | 変える設定 | 主に触る場所 |
|---|---|---|
| アイコンが大きすぎる・小さすぎる、一覧で見たい | レイアウト | ツールバーの「表示」 |
| 新しいファイルが下のほうに埋もれる、名前順にしたい | 並べ替え・グループ化 | ツールバーの「並べ替え」 |
| ファイル名の後ろの「.pdf」「.jpg」が見えない | ファイル名拡張子 | 「表示」の中の「表示」 |
| あるはずのフォルダーが見つからない | 隠しファイル | 「表示」の中の「表示」 |
| ほかのフォルダーでも同じ見た目にしたい | フォルダーに適用 | フォルダーオプション |
| 変えたのに開き直すと元に戻る | フォルダーの種類・表示のリセット | フォルダーのプロパティとフォルダーオプション |
このあとの見出しは、この表の上から順に並べています。自分に当てはまる行の見出しだけ読んでも、手順はたどれるように書きました。
Windows 11と旧バージョンでは、メニューの場所が違う
ネットで手順を調べると、画面が合わないことがあります。多くの場合、旧バージョンのWindowsの説明を見ているのが原因です。
旧バージョン:上部が「リボン」になっていた
以前のエクスプローラーは、上部に「ファイル」「ホーム」「共有」「表示」というタブが並ぶ、Officeのような「リボン」の形でした。「表示」タブを開くと、レイアウトのボタンと、「ファイル名拡張子」「隠しファイル」のチェックボックスが一度に並んでいました。
Windows 11:ボタンとメニューに整理された
Windows 11では、リボンがなくなりました。代わりに、上部に「新規作成」「切り取り」「コピー」などのアイコンが並ぶツールバーになっています。その右側にあるのが、この記事で使う次のボタンです。
- 「並べ替え」:並び順とグループ化
- 「表示」:レイアウトと、拡張子・隠しファイルなどの表示・非表示
- 「…」(もっと見る):「オプション」から、フォルダーオプションを開く
「チェックボックスが見つからない」と感じたら、「表示」ボタンを押したあと、メニューの下のほうにあるもう一段の「表示」にカーソルを合わせてください。拡張子と隠しファイルは、この中に入っています。
見た目(レイアウト)を変える手順

アイコンの大きさや、一覧・詳細の切り替えはここで行います。
- 1. キーボードの Windowsキー と E を同時に押して、エクスプローラーを開きます。
- 2. 見た目を変えたいフォルダーを開きます。
- 3. 上部のツールバーにある「表示」を押します。
- 4. 出てきたメニューから、好きなレイアウトを選びます。
選べるレイアウトは次のとおりです。
- 特大アイコン・大アイコン・中アイコン・小アイコン:画像や動画の中身をサムネイルで見たいときに向きます
- 一覧:名前だけを詰めて並べます。数が多いフォルダーで全体を眺めたいとき
- 詳細:更新日時・種類・サイズを列で並べます。どれが新しいか、どれが重いかを見たいとき
- 並べて表示・コンテンツ:アイコンと一緒に、種類やサイズなどの情報を少し添えて並べます
同じメニューにある「コンパクトビュー」をオンにすると、行と行のすき間が詰まります。Windows 11は旧バージョンより行間が広めに作られているので、一画面に収まる数を増やしたいときはこれも試してみてください。
「詳細」を選んだときは、列の見出し(「名前」「更新日時」など)を右クリックすると、表示する列を足したり外したりできます。
並び順とグループ化を変える手順
並び順は、レイアウトとは別のボタンです。ここを取り違えて「表示」メニューの中を探し続けてしまうことがあるので、分けて書いておきます。
- 1. 並び順を変えたいフォルダーを開きます。
- 2. ツールバーの「並べ替え」を押します。
- 3. 「名前」「更新日時」「種類」「サイズ」などから、基準を選びます。
- 4. 同じメニューで「昇順」か「降順」を選びます。新しいものを上にしたいなら、「更新日時」の「降順」です。
ファイルが「今日」「昨日」「先週」のように見出しで区切られて並んでいる場合は、グループ化がかかっています。区切りを外したいときは、「並べ替え」メニューの「グループで表示」から「なし」を選びます。
「詳細」のレイアウトなら、列の見出しを押すだけでも、その列の順に並べ替えられます。もう一度押すと、昇順と降順が入れ替わります。
拡張子を表示する手順
拡張子とは、ファイル名の最後にある「.pdf」「.jpg」「.xlsx」のような部分です。初期設定では隠れています。そのため、同じ名前で種類だけ違うファイルが並ぶと、見分けがつきにくくなります。
エクスプローラーから出す
- 1. ツールバーの「表示」を押します。
- 2. メニューの下のほうにある「表示」にカーソルを合わせます。
- 3. 「ファイル名拡張子」を押して、チェックを入れます。
この設定は、開いているフォルダーだけでなく、エクスプローラー全体に効きます。
フォルダーオプションから出す
上のメニューが見つからない場合は、フォルダーオプションからでも同じことができます。
- 1. ツールバーの「…」(もっと見る)を押し、「オプション」を選びます。
- 2. 開いた「フォルダーオプション」の「表示」タブを開きます。
- 3. 「詳細設定」の一覧から「登録されている拡張子は表示しない」を探し、チェックを外します。
- 4. 「適用」を押し、「OK」で閉じます。
フォルダーオプションでは、チェックを「外す」と表示される書き方になっています。エクスプローラーのメニューとは向きが逆なので、気をつけてください。
表示したあとに気をつけること
拡張子が見えている状態でファイル名を変えると、拡張子まで書き換えられるようになります。Windowsは確認のメッセージを出しますが、うっかり消すとファイルが開けなくなることがあります。名前だけを変えたいときは、拡張子の手前までを書き換えるようにしてください。
隠しファイルを表示する手順

「あるはずのフォルダーが見つからない」ときは、隠しファイルになっている可能性があります。アプリの設定ファイルなどがよく入っている「AppData」フォルダーも、初期設定では隠れています。
エクスプローラーから出す
- 1. ツールバーの「表示」を押します。
- 2. メニューの下のほうにある「表示」にカーソルを合わせます。
- 3. 「隠しファイル」を押して、チェックを入れます。
隠しファイルは、アイコンが少し薄い色で表示されます。普通のファイルと見分けられるようになっています。
フォルダーオプションから出す
- 1. 「…」(もっと見る)から「オプション」を開きます。
- 2. 「表示」タブの「詳細設定」で、「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」を選びます。
- 3. 「適用」を押し、「OK」で閉じます。
「保護されたシステムファイル」は別の設定
同じ一覧に「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しないようにする(推奨)」という項目があります。ここは隠しファイルの設定とは別です。Windowsが動くのに必要なファイルを隠すためのものなので、理由がなければチェックを入れたままにしておくのが無難です。
隠しファイルを表示するのは、探し物が見つかるまでの間だけでも構いません。見慣れないファイルが増えて見えても、それはもともとあったものが見えるようになっただけです。中身の分からないファイルは、消したり動かしたりしないでください。用が済んだら、同じ手順でチェックを外せば元の表示に戻ります。
設定アプリからも変えられる
Windows 11では、「設定」アプリの中にも拡張子と隠しファイルの切り替えがあります。「システム」の中の「開発者向け」、または更新後の版では「詳細設定」の中の「エクスプローラー」という欄です。更新によって名前が変わっている項目なので、見つからないときは設定アプリの検索欄に「拡張子」と入れて探してください。
変えた表示を、ほかのフォルダーにも適用する手順
ここで触れる設定のうち、拡張子と隠しファイルはエクスプローラー全体に効きます。一方、レイアウトと並び順はフォルダーごとに記憶されます。あるフォルダーを「詳細」にしても、別のフォルダーを開くと元のアイコン表示のまま、ということが起きるのはこのためです。
同じ見た目をまとめて使いたいときは、次の手順で適用します。
- 1. 見本にしたいフォルダーを開き、レイアウト・並び順・列を好きな形に整えます。
- 2. そのフォルダーを開いたまま、「…」(もっと見る)から「オプション」を開きます。
- 3. 「表示」タブの上のほうにある「フォルダーの表示」で、「フォルダーに適用」を押します。
- 4. 確認のメッセージが出たら「はい」を押します。
ここで大事なのは、適用される範囲が「すべてのフォルダー」ではなく「同じ種類のフォルダー」だという点です。Windowsはフォルダーを「全般」「ドキュメント」「ピクチャ」「ミュージック」「ビデオ」といった種類に分けて扱っています。画像が入ったフォルダーで適用しても、書類のフォルダーには反映されないことがあります。種類ごとに一度ずつ、この手順を繰り返してください。
表示が保存されずに戻ってしまうときに確かめる順番
「詳細にしたのに、開き直すと大アイコンに戻る」というときは、上から順に確かめてください。
1. 変えたのがフォルダーごとの設定か、全体の設定か
レイアウトと並び順は、フォルダーごとの設定です。別のフォルダーで元の表示に見えるのは、戻ったのではなく、そのフォルダーではまだ変えていないだけ、ということがあります。まずは同じフォルダーを開き直して、本当に戻っているかを確かめます。
2. フォルダーの種類が中身とずれていないか
Windowsは、フォルダーの中身を見て種類を自動で決めることがあります。書類を入れていたフォルダーに画像を足したら、「ピクチャ」扱いになって見た目が変わった、ということが起こりえます。種類を固定するには、次のようにします。
- 1. フォルダーを右クリックし、「プロパティ」を開きます。
- 2. 「カスタマイズ」タブを開きます。
- 3. 「このフォルダーを最適化」で、使いたい種類を選びます。
- 4. 下の階層にも同じ種類を使うなら、「このテンプレートをすべてのサブフォルダーにも適用する」にチェックを入れます。
- 5. 「OK」で閉じます。
種類を固定したあとに、前の見出しの「フォルダーに適用」をやり直すと、その種類の見た目として保存されます。
3. いったんリセットしてから適用し直す
それでも戻る場合は、表示の記憶をいったん初期状態に戻してから、もう一度やり直します。
- 1. 「…」(もっと見る)から「オプション」を開きます。
- 2. 「表示」タブの「フォルダーの表示」で、「フォルダーをリセット」を押します。
- 3. 見本にしたいフォルダーで表示を整え直し、「フォルダーに適用」を押します。
リセットをすると、これまでフォルダーごとに調整していた表示も初期状態に戻ります。個別に作り込んでいたフォルダーがある場合は、どの見た目にしていたかを控えてから押してください。
4. 拡張子や隠しファイルが戻るとき
拡張子や隠しファイルの表示が戻るときは、フォルダーごとの設定ではありません。まずは、フォルダーオプションの「表示」タブで、チェックの状態が思っているとおりになっているかを見直してください。会社から貸し出されているパソコンなどでは、管理者の設定で変えられないようになっている場合もあります。その場合は、管理している部署に確認するのが確実です。
この手順が向く人・向かない人

この記事は、Windows 11の標準のエクスプローラーで、表示を自分で整えたい人に向けて書いています。
一方で、次のような人には、この記事だけでは足りないかもしれません。
- 旧バージョンのWindowsを使っている人。リボンの「表示」タブで同じことができますが、この記事の手順とはボタンの位置が違います
- エクスプローラーの代わりに、別のファイル管理アプリを使っている人
- 会社の管理下にあるパソコンで、設定の変更が制限されている人
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まとめ:まず変えたい「表示」の種類を決めてから、場所を開く
「エクスプローラーの表示を変えたいとき、どこを変えればよいか」の答えは、変えたいのがどの種類かで決まります。
- 見た目(アイコンの大きさ・一覧・詳細):ツールバーの「表示」。フォルダーごとに記憶されます
- 並び順とグループ化:ツールバーの「並べ替え」。これもフォルダーごとです
- 拡張子と隠しファイル:「表示」の中の「表示」、またはフォルダーオプションの「表示」タブ。エクスプローラー全体に効きます
- ほかのフォルダーにも同じ見た目を使いたい:フォルダーオプションの「フォルダーに適用」。範囲は同じ種類のフォルダーまでです
- 表示が戻る:フォルダーの種類を固定し、必要ならリセットしてから適用し直します
どこから手をつけるか迷ったら、まずはいま開いているフォルダーで「表示」を押し、もう一段の「表示」の中に「ファイル名拡張子」のチェックが入っているかだけ見てみてください。そこが、この記事の手順の入口です。


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