デスクはどれくらいの広さが要るか|モニター4枚を載せている私の決め方

デスクはどれくらいの広さが要るか|モニター4枚を載せている私の決め方 デスク

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この記事は、デスクの広さを、寸法の目安表ではなく「自分が同時に使うものの数」から決めるという話です。結論から書くと、私が広さを決めるときにやったのは、置くものを紙に書き出して、そのうち同時に使うものだけを残す、という順番でした。数字を先に決めなかったのは、必要な広さが人によって全然違うと感じたからです。

書いているのは「さとり」といいます。元は調理師で、飲食の現場に十年いました。そこからSNS運用代行のフリーランスとして独立して、いまは在宅で仕事をしています。営業が苦手で、その苦手を埋めるために自分用の自動化を作っているような人間です。作業環境については、モニターを4枚並べて、デスクは自作したものを使っています。以下は2026年8月時点の、私の実際の環境をもとにした話です。

この記事で分かるのは、次のことです。

  • デスクの広さを決める前に、何を数えればいいのか
  • モニターを4枚載せている環境で、実際に何がデスクの上にあるのか
  • 広さがあることで楽になった場面と、広さでは解決しなかったこと
  • 置いたまま使っていないものが出たときに、どう考え直したか

結論:広さは「同時に見ておきたい画面の数」から逆算しました

デスクの広さを調べると、たいてい先に寸法の目安が出てきます。私も最初はそれを見ていたのですが、途中で手が止まりました。目安の数字を見ても、自分の作業がその中に収まるのかどうかが分からなかったからです。

それで順番を変えました。先に「作業中、同時に開きっぱなしにしておきたい画面はいくつあるか」を数えて、そのあとに広さを考えるようにしました。私の場合、その答えが4枚でした。だから、モニターが4枚載る前提で天板の広さを考えることになりました。逆に言えば、同時に開いておきたい画面が1つか2つで足りる人なら、私と同じ広さは要らないと思います。

ここは書きながらも少し悩むところで、「4枚だからこれくらい必要です」と言い切れたほうが記事としては親切なのかもしれません。ただ、同じ枚数でも置き方や画面の大きさで必要な幅は変わりますし、私が使っているモニターの構成をそのまま真似する必要もないはずです。なので、この記事では数字を渡すのではなく、数える手順のほうを書きます。そのほうが、自分の作業に合った広さにたどり着けると思っています。

いま実際にデスクに載っているものを、全部書き出します

広さの話をするなら、まず何が載っているかを出したほうが早いと思うので、そのまま書きます。2026年8月時点の私のデスクの上には、次のものがあります。

  • モニター4枚。メインがMSI、サブがASUSです。内訳はMSI G274QPF E2、ASUS VC239が2枚、ASUS VG258です
  • キーボード:Razer BlackWidow V3
  • マウス:Razer Basilisk V3
  • ヘッドセット:Razer BlackShark V2 Pro
  • マイク:オーディオテクニカ AT2020
  • オーディオインターフェイス:オーディオテクニカ AT-UMX3

パソコンは自作のデスクトップです。デスク自体も自作しました。

モニターの型番については、正直なところ私自身がずっと把握していませんでした。並べて使っているうちに、どれがどれだったか分からなくなっていて、この記事を書くにあたって実機の情報から拾い直したくらいです。なので、機種ごとの使い心地の比較のような話はここでは書きません。書けるのは「この構成のものを4枚並べている」というところまでです。

こうして並べてみると、デスクの上を占めているのはほとんどモニターと、手を動かす範囲だと分かります。広さを考えるときに効いてくるのも、結局この2つでした。

4枚にして良かったのは、画面を切り替えなくてよくなったことでした

オンラインで学ぶ様子

モニターを4枚にしてよかったと感じているのは、それぞれの画面に、それぞれの作業や確認画面を置いておけることです。作業しているものを1枚に置いて、確認したいものを別の1枚に置いておけるので、見たいときに視線を動かすだけで済みます。いちいち画面を切り替えなくてよくなりました。

これは地味なのですが、私にとっては一番大きい変化でした。切り替えの動作そのものは一瞬なのに、切り替えるたびに「さっき何を見ていたんだっけ」と一度考え直している感覚があって、その戻る時間のほうがしんどかったからです。並べて置けるようになってからは、その戻る作業がほとんど無くなりました。

もうひとつ良かったのが、ウィンドウ間のドラッグ&ドロップが楽になったことです。片方の画面にあるものを、もう片方の画面へそのまま引っぱっていける。これも、やってみるまでは大したことではないと思っていました。実際にやってみると、手が止まらないという意味でかなり効いています。

そして、この2つはどちらも「同時に置いてあること」で生まれている利点です。つまり広さの話に直結します。もし画面を重ねて置くしかない広さだったら、切り替えは結局残りますし、引っぱって渡すのも難しくなります。だから私にとってのデスクの広さは、快適さのためというより、この使い方が成立するかどうかの条件でした。

増やして困ったのは、使い勝手ではなく費用のほうでした

モニターを増やして困った点を正直に書くと、費用がかかることくらいです。使い勝手の面での不満は、いまのところ出ていません。置き場所が足りなくて困ったとか、視線移動がしんどいとか、そういう話は私の環境では起きませんでした。

ここは、書いていて少し申し訳ない気持ちになる部分でもあります。デメリットを並べたほうが記事としてはバランスが取れるのだと思うのですが、実際に出ていない不満を書くわけにはいきません。私の環境で起きた困りごとは、お金が出ていくことだけでした。

だからこそ、広さを先に決めてしまうことには気をつけたほうがいいと思っています。広い天板を用意すると、そこに置けるだけ置きたくなるからです。私はモニターを一気に4枚買ったわけではありませんが、置ける状態になっていると「もう1枚あってもいいのでは」という考えが自然に出てきます。そのたびに費用がかかります。

私は独立してから半年ほど無収入で、そのあとの半年も収入は一桁万円台という時期を通っています。アルバイトをしながらつないでいました。その頃の感覚がまだ残っているので、道具を増やす判断には慎重なほうです。広さに余裕を持たせるのは悪いことではないのですが、余白は「あとで埋める場所」ではなく「空けたままにしておく場所」だと決めておかないと、じわじわ出費が増えます。ここは自分への戒めも込めて書いています。

置いたまま使っていないものが出て、広さの測り方を考え直しました

デスクの上に、置いてあるのに使っていないものがあります。マイクのAT2020と、オーディオインターフェイスのAT-UMX3です。買ったときは使うつもりで買いましたし、実際に置き場所も確保しました。ただ、いまの私の仕事のやり方だと出番がほとんどありません。

これに気づいたとき、少し落ち込みました。買った金額のことよりも、自分の作業を把握できていなかったことのほうが効きました。必要かどうかを、使う場面から考えずに決めてしまっていたわけです。

ただ、この一件で広さの測り方ははっきりしました。デスクに必要な広さは、置いてあるものの合計ではなく、実際に使っているものの合計で測るべきだ、ということです。置いてあるだけのものを前提に広さを決めると、その分だけ広い天板が要ることになります。しかも、置き場所があるから片付ける理由も生まれません。

なので、広さを決める前に一度やっておくといいと思っているのが、置くものリストから「先週これを使ったか」で線を引くことです。使っていないものは、広さの計算からいったん外す。外した結果それでも足りないなら、そのときに広くする。この順番なら、使わないもののために天板を買い足すことは避けられます。

手前は空けておいたほうが結果的に良かったです

動画編集の作業画面

モニターの話ばかりになりましたが、実際に手を動かしている範囲のほうも書いておきます。私はキーボードにRazer BlackWidow V3、マウスにBasilisk V3を使っています。どちらも基本的に問題なく使えていて、特に不満は出ていません。

広さの観点で言うと、この2つが動く範囲を、モニターの下ではなく手前として確保しておくのが大事でした。モニターが4枚あると、どうしても奥のほうが埋まります。そこで手前まで詰めていくと、キーボードとマウスの居場所が押し出されます。

私が意識しているのは、次の順番です。

  1. 奥に、同時に見ておきたい画面を並べる
  2. 手前に、手が動く範囲をまるごと空ける
  3. 残ったところに、それ以外のものを置く

この順番にしてから、「置き場所が無いから手前に寄せる」という状況が起きなくなりました。逆に言うと、3の場所が足りないと感じたときが、広さを見直すタイミングだと思っています。1と2が圧迫されていないなら、多少ものが置けなくても作業には支障が出ませんでした。

ヘッドセットのBlackShark V2 Proについても、置き場所という意味では同じです。使っていないときにどこに置くかを決めておかないと、手前に転がって作業の邪魔になります。これは道具そのものの問題ではなく、置き方の問題でした。

広さでは解決しなかったこともありました

ここは書いておかないとフェアではないと思うので書きます。デスクを広くしても解決しなかったことがあります。体のしんどさです。

私は以前、普通のデスクチェアを使っていました。いまはSYALENの椅子に替えています。替えてから、肩こりと腰痛が緩和されたような気がしています。ただ、はっきり治ったとまでは言い切れません。他にも変えたことはありますし、体調の波もあります。だから「これで治ります」とは書けません。書けるのは、替えたあとのほうが楽に感じているというところまでです。

それでも、この話をここに入れたのは理由があります。デスクの広さを考えているとき、私は環境の不満をぜんぶ広さのせいにしかけていたからです。作業がしんどいのは狭いからだ、と思い込みそうになりました。実際には、広さで解決するのは「置けるかどうか」「同時に見られるかどうか」までで、座り続けるしんどさは別の道具の担当でした。

いま椅子への不満は特にありません。そして、椅子を替えたことで広さが要らなくなったわけでもありません。広さと座り心地は、別々に決めるものだったというのが、いまの実感です。

私がもう一度デスクの広さを決めるなら、この順番でやります

AIを使って作業する様子

ここまでの話を、自分がやり直すとしたらどうするか、という形でまとめておきます。

  1. 同時に開いておきたい画面の数を決める。 切り替えたくないものだけを数えます。たまに見るだけのものは入れません。私はここが4でした。
  2. 手前に空けておく範囲を先取りする。 キーボードとマウスが動く場所を、置き場所ではなく作業場所として最初に確保します。
  3. 置くものリストを作って、先週使ったかどうかで線を引く。 使っていないものは広さの計算から外します。私の場合はマイクとオーディオインターフェイスがここに来ます。
  4. 残ったもので足りるかを見る。 ここで足りないなら、そのときに初めて広さを足します。
  5. 体のしんどさは、広さと切り離して考える。 座っている時間の問題なら、天板ではなく椅子のほうを見ます。

この順番の良いところは、数字を決める前に、自分の作業のほうがはっきりすることだと思っています。私は最初、寸法から入ろうとして手が止まりました。止まった原因は情報が足りなかったからではなく、自分が何をどう並べたいのかを言葉にできていなかったからでした。

まとめ:広さは「足りない」と感じた場所を見てから決める

もう一度まとめます。私がデスクの広さを決めるときに使っているのは、次の考え方です。

  • 同時に見ておきたい画面の数から逆算する。数字の目安から入らない
  • 手前の作業範囲は最初に空けておき、あとから埋めない
  • 置いてあるものではなく、実際に使っているもので広さを測る
  • 増やせるようにしておくと費用も増える。余白は埋める場所ではなく空けておく場所と決めておく
  • 体のしんどさは広さでは解決しないことがある。そこは椅子など別の道具の話として切り分ける

私はモニターを4枚並べていますが、これは「4枚が正解だから」ではなく、私の作業で同時に見ておきたいものがその数だったからです。デスクの広さも同じで、正解の寸法があるというより、自分の作業が決まれば必要な広さも決まるという順番になっていると思います。

もし今まさに広さで迷っているなら、天板のサイズを調べる前に、いま自分が同時に開いている画面と、実際に手で触っている道具を書き出してみるところから始めてみてください。私はそこを飛ばしたせいで、使わないマイクのために場所を確保していました。買ってから気づくより、書き出してから気づくほうがずっと安く済みます。

このブログでは、他にも実際に使っている道具や、買ったのに使わなかったものについて、そのまま書いています。よければ作業環境の他の記事もあわせて読んでみてください。

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