在宅ワークでモニターを使っていると、どこかで「これ、そろそろ買い替えたほうがいいのかな」と考える瞬間が来ます。私も何度か考えました。そして結局、いまも同じものを使い続けています。
この記事では、モニターの買い替え時期を年数では決めなかった話と、代わりに私が何を基準にしているかを書きます。あわせて、私の手元にある4枚の製造年がどれくらいばらけているかも、そのまま出します。
書いているのは、SNS運用代行を在宅でやっているフリーランスです。もともと飲食の現場に10年いて、そこから独立しました。パソコンは自作のデスクトップで、モニターは4枚使っています。専門家ではないので、機械としての寿命の話はできません。書けるのは「使っている人間が、どこで買い替えを考えて、どこで考えるのをやめたか」だけです。
結論:年数では決めていません。決め手は「作業が止まるか」でした
先に結論を書きます。私はモニターの買い替えを、使用年数で判断していません。何年経ったから替える、という線を引いていません。
見ているのは、次の2つだけです。
- 映らない、繋がらない、といった形で実際に作業が止まったか
- 今の枚数と置き方で、やりたい作業が入りきらなくなったか
どちらも起きていないので、私はまだ1枚も買い替えていません。増やしはしましたが、入れ替えはしていない、という状態です。
これはケチっているというより、判断する材料が自分の中に無いからです。年数で替えると決めても、その年数をどこから持ってくるのかが分かりませんでした。逆に「作業が止まったか」なら、自分で見て分かります。分かるほうを基準にした、というだけの話です。
私の4枚は、製造年がばらばらです
手元の4枚の内訳を書きます。型番はパソコンの実機情報から取りました。自分では把握していなかったので、調べて初めて分かりました。
- MSI G274QPF E2(製造2023年)
- ASUS VC239(製造2017年)
- ASUS VC239(製造2019年)
- ASUS VG258(製造2021年)
メインがMSIで、サブがASUSです。同じ型番のものが2枚あって、その2枚も製造年が違います。
並べて書いてみて、自分でも「ずいぶん散っているな」と思いました。同じ時期に揃えて買った環境なら、こうはならないはずです。
ひとつ注意を書いておきます。製造年は購入時期ではありません。 私はこの4枚をいつ手に入れたかを記録していないので、「何年使った」という言い方はできません。できるのは「製造年はこれだけ違う」「4枚とも今も動いている」という2つの事実を並べることまでです。だから、この記事に「何年使えます」という話は出てきません。
なぜ揃えて買わなかったのか

理由はひとつで、お金です。
私は独立してから半年くらい、収入がありませんでした。そのあとの半年も、収入は一桁万円台でした。その間はアルバイトをしながら食いつないでいました。独立初期にもらっていた動画編集の案件は、1本4,000円から10,000円くらいでした。尺によって金額が変わります。
この状態で、作業環境をまとめて買い揃えるという選択は取れませんでした。取れなかったので、必要になったときに1枚ずつ足す形になりました。結果として、製造年がばらけた4枚が並んでいます。
当時は「揃っていなくて格好がつかないな」と思っていました。いま振り返ると、この足し方のほうが自分には合っていたと思います。まとめて買っていたら、買い替えるときもまとめて考えることになります。1枚ずつ足していると、「この1枚が要るか」という単位で考えられます。判断が小さくなるぶん、間違えたときの損も小さくなります。
「まだ使える」を、私はどこで見ているか
買い替えを考えないと決めたぶん、じゃあ何を見ているのか、というところを書きます。私が見ているのは、次のようなことです。
映るか、繋がるか
いちばん単純な確認です。電源が入って、パソコンから信号が届いて、画面が出ているか。ここが崩れたら、それは考えるまでもなく交換のタイミングだと思っています。私はまだ経験していないので、これは想像です。壊れたときの話は、実際に壊れていないので書けません。
作業が画面に入りきっているか
私が実際に困ったのはこちらでした。画面の性能ではなく、面積のほうです。作業のたびにウィンドウを行き来させているなら、そこは道具の側で解決できる余地があります。私はそこで枚数を足しました。
4枚にして良かったのは、それぞれのモニターに作業や確認用の画面を置いておけることです。いちいち切り替えなくて済みます。ウィンドウ間のドラッグ&ドロップが楽になったのも、増やしてよかった点でした。
困っている中身が、モニターの話なのか
これが抜けやすいところだと思っています。作業がしづらいとき、原因がモニターにあるとは限りません。私の場合、肩と腰がつらかった時期に替えたのは椅子でした。SYALENという椅子に替えてから、肩こりと腰痛が緩和されたような気がしています。ただ、はっきり治ったとまでは言い切れないので、そこは正直にそのまま書いておきます。
もしあのとき「作業がつらい」を全部モニターの問題として扱っていたら、私はモニターを買い替えて、それでもつらいままだったと思います。
増やして困ったのは、費用だけでした

枚数を増やしたときに困った点も書いておきます。困ったのは費用がかかることだけでした。使い勝手の面での不満は、いまのところ出ていません。
これは自分でも意外な結果でした。増やす前は、置き場所とか、目が散るとか、なにか別の面倒が出るだろうと思っていたのですが、出てきたのはお金の話だけでした。
逆に言うと、枚数や機種の判断でいちばん重い制約はお金だということです。使い勝手は使ってみれば分かりますが、支払いは戻ってきません。収入が不安定な時期に一気に揃えなかったのは、結果として正しかったと思っています。
機種ごとの良し悪しは、私には書けません
ここは先に線を引いておきます。私は4枚を並べて同時に使っているだけで、機種を使い比べたわけではありません。だから「MSIとASUSでどちらが良いか」という話は書けません。書こうと思えば書けてしまうところですが、それは使ってもいないことを書くことになります。
言えるのは、この4枚が今も動いていて、並べて使うぶんには不満が出ていない、というところまでです。買い替えを検討している方が知りたいのは、たぶんもっと踏み込んだ比較だと思います。それは私からは出せません。
製品の価格やスペック、キャンペーンの条件は変わります。この記事に書いた型番も、いま売られているものとは違うかもしれません。2026年8月時点の私の環境として読んでいただいて、最新の内容は各メーカーの公式情報で確認してください。
買い替えを迷っている人に、私が渡せる順番

最後に、私が自分に対して使っている順番を書きます。買うか買わないかではなく、何に困っているかを先に決めるという順番です。
- 1. いま作業が止まっているのは、どの瞬間か(画面が出ない、切り替えが多い、置き場所が足りない、など)
- 2. それはモニターの話か、それ以外の話か(椅子・机・回線・置き方のほうかもしれません)
- 3. モニターの話だとして、必要なのは「入れ替え」か「1枚足す」か
- 4. その支払いを、いまの収入で問題なく出せるか
この順で見ていくと、私の場合は「まだ入れ替えなくていい」というところに毎回落ち着きます。年数から入ると「そろそろかな」で終わってしまうのですが、作業から入ると、意外と替えなくていい理由のほうが出てきます。
まとめ
この記事で書いたことをまとめます。
- 私はモニターの買い替えを、使用年数では判断していません
- 手元の4枚は製造年が2017年・2019年・2021年・2023年とばらけていて、4枚とも今も動いています
- 製造年は購入時期ではないので、「何年使えるか」という話は私からは出せません
- 揃えて買わなかった理由はお金で、収入が不安定な時期に1枚ずつ足した結果です
- 枚数を増やして困ったのは費用だけで、使い勝手の不満は出ていません
- 機種ごとの優劣は、使い比べていないので書けません
買い替えの話をしていると、つい「何年で替えるのが普通か」を探しに行きたくなります。私も探しました。でも自分の環境を見たら、製造年がばらばらな4枚が全部動いていて、探していた基準が自分の実物と噛み合っていませんでした。
もし今、買い替えを迷っているなら、年数を調べる前に、作業が止まっている瞬間を1つ書き出してみてください。 そこがモニターの話でなかった場合、買い替えても同じところで止まります。私が椅子で気づいたのはそれでした。


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