在宅で仕事をしているさとりです。元は飲食の現場に10年いて、いまはSNS運用代行をフリーランスでやっています。このブログでは、実際に自分が使っている作業環境の道具について、選び方と使ってみた結果を書いています。
この記事が答える質問は1つです。解像度の違うモニターを並べると、実際には何が起きるのか。
先に結論を書きます。私の机では、2560×1440が1枚と1920×1080が3枚という状態で使っていました。その状態で困ったことは特にありませんでした。ただし、解像度を混ぜていたことで見えなくなっていたものが1つありました。リフレッシュレートです。解像度を下げるまで、メインの画面は60Hzより上を選べませんでした。
この記事は、その期間に実際に確認できた数値だけを並べた記録です。使い勝手の評価やおすすめ度は書きません。私が測ったのは構成と数値であって、快適さを比較実験したわけではないからです。
混ぜていた期間の構成
まず、どういう並びだったかを書きます。モニターは4枚です。すべて1枚のグラフィックボード(NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER)から出しています。
| 機種 | 製造年 | 混在期の解像度 |
|---|---|---|
| MSI G274QPF E2(メイン) | 2023年 | 2560×1440 |
| ASUS VG258 | 2021年 | 1920×1080 |
| ASUS VC239 | 2019年 | 1920×1080 |
| ASUS VC239 | 2017年 | 1920×1080 |
製造年でいうと2017年から2023年まで、6年ぶんの幅があります。買い足していった結果そうなったので、最初から揃えるつもりで組んだ並びではありません。
接続方式も揃っていません。Windowsが返した値で、HDMIが1枚、DVIが2枚、DisplayPortが1枚です。3種類が混ざっています。解像度が違うだけでなく、つなぎ方も違う状態でした。
この状態が、2026年8月16日の昼まで続いていました。
解像度が違っても、並べること自体はできていた
混ぜていた期間、表示そのものは4枚とも問題なく出ていました。WQHDの1枚とフルHDの3枚が同時に映っていて、どれかが映らないとか、勝手に解像度が戻るといったことは起きていません。
私がモニターを4枚にしているのは、それぞれの画面に別の作業や確認画面を置いておけるからです。いちいち画面を切り替えなくて済むのと、ウィンドウ間のドラッグ&ドロップが楽なのが理由です。この使い方に関しては、解像度が混ざっていた期間も特に困りませんでした。
モニターを増やして困った点は、費用がかかることくらいでした。使い勝手の面での不満は出ていません。これは混在していた期間も、揃えたあとも変わっていません。
ここは正直に書いておきます。「解像度が違うと使いにくい」という実感は、私にはありませんでした。ネットで見かける話としてはよくありますが、私の机で起きたこととしては書けません。書けないので書きません。
混ぜていたせいで見えなくなっていたもの

ここが、この記事でいちばん書きたい部分です。
私はずっと「メインだけ144Hzで動いている」と思っていました。ところが2026年8月16日に実機を調べたら、4枚とも60Hzで動いていました。メインも例外ではありませんでした。
しかも、144Hzを選べる状態だったのは、私が思っていたメインではなく、右側に置いてあるASUS VG258(1920×1080)のほうでした。そちらは60Hzのままで放置されていて、設定を開いたら144Hzも165Hzも選べる状態でした。
この勘違いが起きた理由は、はっきり書けます。解像度が違う画面が並んでいると、どれがどれだか把握が雑になります。「メインは新しくていいやつ」「サブは古いやつ」くらいの認識で使っていて、どの画面が何Hzで動いているかを確認したことが一度もありませんでした。
確認するまで気づけなかった、というのが正直なところです。画面を見ているだけでは分かりませんでした。
メインで2560×1440を選ぶと、60Hzしか選べなかった
調べていて分かったのが、メイン(MSI G274QPF E2)の解像度とリフレッシュレートの関係です。同じ1枚のグラフィックボードから出している状態で、実際に選べた組み合わせは次のとおりでした。
| 解像度 | 選べた最大のリフレッシュレート |
|---|---|
| 3840×2160 | 30Hz |
| 2560×1440 | 60Hz |
| 1920×1080 | 120Hz |
つまり、私が使っていた2560×1440では、設定をどういじっても60Hzより上が出てきませんでした。設定では直りませんでした。
解像度を上げるほど、選べるリフレッシュレートが下がっていく、という関係がそのまま出ています。この関係は、解像度を揃えることを考えるときの材料になります。私の机では「解像度を取るか、リフレッシュレートを取るか」という選択になっていました。
なお、この数値は私の環境(RTX 4070 Ti SUPERから4枚出し、接続方式は3種類混在)で実際に選べた組み合わせです。同じ機種でも、つなぎ方やケーブル、他に何枚つないでいるかで変わる可能性があります。2026年8月16日時点の私の実機の値として読んでください。
残る2枚は、そもそも60Hzまでの機種だった
4枚のうち、ASUS VC239が2枚あります。製造年は2017年と2019年です。この2枚は、設定を開いてもそもそも60Hzより上の選択肢が出てきませんでした。機種としてそこまでの製品です。
これは調べて分かったことで、それまでは意識していませんでした。4枚を並べていると、全部が同じように動いていると思い込みやすくなります。実際には、製造年が6年ぶん離れた機種が混ざっているので、出せる性能も違っていて当然でした。
解像度を混ぜていたことと直接の因果があるわけではありません。ただ、「違うものを並べている」という自覚が薄かったことが、確認しないまま何年も使っていた原因だとは思っています。
最後に全部1920×1080へ揃えた

2026年8月16日、私はメインの解像度を2560×1440から1920×1080へ下げました。理由は上の表のとおりで、2560×1440のままでは60Hzしか選べなかったからです。1920×1080に下げることで120Hzが選べるようになりました。
同じ日に、右側のASUS VG258も60Hzから144Hzへ変更しています。
その結果、2026年8月16日時点の4枚の状態はこうなりました。
| 機種 | 解像度 | リフレッシュレート |
|---|---|---|
| MSI G274QPF E2(メイン) | 1920×1080 | 120Hz |
| ASUS VG258 | 1920×1080 | 144Hz |
| ASUS VC239(2019年) | 1920×1080 | 60Hz |
| ASUS VC239(2017年) | 1920×1080 | 60Hz |
解像度は4枚とも揃いました。リフレッシュレートは揃っていません。120Hz、144Hz、60Hz、60Hzの並びです。
解像度を揃えたことが目的だったのではなく、リフレッシュレートを上げようとした結果として揃った、というのが正確なところです。順番が逆でした。
この記録から、私が言えること・言えないこと
整理しておきます。まず、この期間に確認できた事実です。
- 2560×1440が1枚、1920×1080が3枚という混在状態で、4枚とも問題なく表示されていた
- 接続方式もHDMI・DVI・DisplayPortの3種類が混ざっていたが、表示は出ていた
- その状態で、私は4枚とも60Hzで動かしていた(気づいていなかった)
- メインは2560×1440では60Hzが上限で、設定では変えられなかった
- 1920×1080へ下げると120Hzが選べた
- 144Hzが選べたのは、メインではなく右側のVG258だった
逆に、この記録からは言えないことも書いておきます。
- 解像度が混ざっていた期間と揃えたあとで、作業のしやすさがどう変わったか。比較していないので書けません。
- 文字の大きさやスケーリングで困ったかどうか。困ったという記憶が無いので、困らなかったとしか書けません。
- 機種ごとの画質や使用感。型番はPCの実機情報から取得したもので、機種ごとに見比べたわけではないので書けません。
- 他の環境でも同じ組み合わせが選べるかどうか。私の1台で確認した値です。
スペックや製品の仕様は変わります。ここに書いた数値は2026年8月時点の私の実機の値で、製品側の仕様は公式の情報で確認してください。
この記事が向く人・向かない人
この記事が役に立つのは、すでに解像度の違うモニターを並べていて、そのまま使い続けていいのか気にしている人だと思います。私の机では、混ぜたまま使っても表示上の問題は起きませんでした。ただし、リフレッシュレートを確認しないまま使うと、出せるはずの性能を出さないまま何年も過ぎます。私がそうでした。
逆に、これから買い足すモニターを何にするか決めたい人には、この記事はあまり向きません。私は比較して選んだわけではなく、買い足していったら結果的にこうなった、という並びです。選び方の根拠になる材料は持っていません。
また、解像度を混ぜると具体的に何が不便になるかを知りたい人にも向きません。私の環境では不便が出なかったので、書けることがありません。他所の記事にあるような不便が私の机で起きなかった、という一例として読んでもらうのがちょうどいい記事です。
確認するなら、順番はこうでした

私が2026年8月16日にやった順番を、そのまま書いておきます。
- 4枚それぞれが、いま何の解像度で何Hzで動いているかを確認した(4枚とも60Hzだと分かった)
- 各画面で、解像度ごとにどのリフレッシュレートが選べるかを確認した(メインの上限が解像度で変わると分かった)
- 選べる中から、解像度とリフレッシュレートのどちらを取るか決めた(メインは1920×1080の120Hzを選んだ)
1番をやらずに2番以降はできません。私は1番を何年もやっていませんでした。思っている状態と実際の状態が違っている可能性を、一度も疑っていなかったのが原因です。
並べている枚数が多いほど、この確認は面倒になります。ただ、面倒だからこそ、私のように「メインは144Hzのはず」という思い込みが何年も残ります。
あわせて読みたい
- どの画面が何Hzで動いているかをWindowsで確かめる|144Hzだと思っていた1枚は、実際は違う画面でした
- 解像度を上げるとリフレッシュレートが下がる|同じ1枚のグラフィックボードで、4枚のモニターが実際に出せた組み合わせ
- モニター4枚を1枚のグラフィックボードから出しています|接続方式が3種類混ざった構成の実測
まとめ
この記事の質問は「解像度の違うモニターを並べると、実際には何が起きるのか」でした。私の机での答えはこうです。
表示上は何も起きませんでした。2560×1440が1枚と1920×1080が3枚、接続方式も3種類混ざった状態で、4枚とも普通に映っていました。使い勝手の不満も出ていません。
起きていたのは、確認していなかったせいの取りこぼしのほうでした。4枚とも60Hzで動いていて、私はメインだけ144Hzだと思い込んでいました。実際に144Hzを選べたのは別の1枚で、メインは2560×1440では60Hzが上限でした。解像度を1920×1080へ下げて、ようやく120Hzになりました。
解像度を混ぜること自体が悪い、という話ではありません。私が言えるのは、違うものを並べているという自覚が薄いと、確認しないまま何年も過ぎるということだけです。並べている画面が何で動いているかは、設定を開けば分かります。私は開くまで分かりませんでした。
いま2枚以上を並べている方は、一度それぞれの解像度とリフレッシュレートを見てみてください。思っていた状態と違っているかもしれません。私は違っていました。


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