144Hzのモニターが60Hzで動いていた|1枚は設定で直り、1枚は解像度を下げた話

144Hzのモニターが60Hzで動いていた|1枚は設定で直り、1枚は解像度を下げた話 モニター

この記事は、在宅ワークの作業環境について書いている「SATORI Blog」の記事です。書いているのは、飲食の現場に10年いたあと、SNS運用代行のフリーランスとして独立した「さとり」です。いまは自宅で、自作のデスクトップにモニターを4枚つないで仕事をしています。

先に結論から書きます。私は「メインのモニターは144Hzで動いている」とずっと思っていました。2026年8月16日に実機を調べたら、4枚とも60Hzでした。そして144Hzが選べる状態だったのは、私が思っていたメインではなく、右側に置いている別の1枚のほうでした。その1枚は同じ日に設定を変えて144Hzになりました。メインのほうは、そのとき使っていた2560×1440では60Hzより上が出ず、解像度を1920×1080へ下げて120Hzにしました。

この記事で分かるのは、次の3つです。

  • 自分のモニターが実際に何Hzで動いているのかを、思い込みではなく画面上で確かめる手順
  • 設定だけで直る場合の直し方(私は1枚がこれで直りました)
  • 設定では直らない場合に、何が起きているのかをどこまで自分で切り分けられるか

先に断っておきます。私のメインが2560×1440のままでは60Hzしか出せない原因は、この記事では断定しません。ケーブルなのか端子なのか、そこは確かめていないからです。確かめていないことを「たぶんこれです」と書くのは、この記事の趣旨に合いません。書けるのは、実際に画面に出た値と、私がその日にやったことまでです。

私が思っていたことと、実機が返してきた値

私の机にはモニターが4枚あります。メインがMSIの1枚、サブがASUSの3枚です。グラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPERで、4枚とも同じ1枚のボードから出しています。

この構成にしてから、私はずっと「メインだけは144Hz、あとの3枚は60Hz」だと思っていました。なぜそう思い込んでいたのかは、自分でもはっきりしません。確かめないまま、そういうものだと思っていました。

2026年8月16日、記事を書くために自分の環境の値を実際に取りました。返ってきたのは次の通りです。

  • 4枚とも60Hzで動いていた
  • 解像度は、メインの1枚が2560×1440、残りの3枚が1920×1080
  • 144Hzが選べる状態だったのは、メインではなく右側の1枚だった

これを見たときの正直な感想は、驚きよりも先に「ずっと気づいていなかったのか」でした。毎日座っている机です。それなのに、自分が何Hzで画面を見ているかを一度も確かめていませんでした。

不思議なもので、そのあいだ不便を感じたことは一度もありませんでした。私の仕事はSNS運用代行なので、書いて、貼って、確認して、という作業がほとんどです。60Hzで困る場面が無かったから、確かめる理由も無かったのだと思います。不満が出ていないことと、設定が正しいことは、別のことでした。

「なんとなく速い気がする」は当てにならなかった

これがいちばん自分でこたえた部分です。私はメインを144Hzだと思って使っていました。実機は60Hzでした。

メインは他の3枚より解像度が高く、製造年も新しい機種です。それでも、なぜリフレッシュレートまで高いと思い込んでいたのかは、いま考えても分かりません。

この点は、この記事で私がいちばん伝えたいところでもあります。体感で判断していると、間違ったまま気づけません。数字は画面に表示されているので、見に行けば5分もかかりません。

まず、いま何Hzで動いているかを確かめる

順番として、直そうとする前に現状を見ます。私もここから始めました。Windows 11の場合の手順です(私の環境はWindows 11 Homeです)。

  • 1. デスクトップの何も無いところを右クリックして「ディスプレイ設定」を開く
  • 2. 上のほうに並んでいる画面の絵から、確かめたい1枚をクリックして選ぶ
  • 3. 下にスクロールして「ディスプレイの詳細設定」を開く
  • 4. 「リフレッシュレートの選択」に、いま出ている値が表示される

ここで大事なのは、モニターが複数枚あるなら、1枚ずつ全部見ることです。私は4枚を1枚ずつ確認して、初めて「メインではなく右の1枚が144Hz対応だった」と分かりました。1枚だけ見て納得していたら、そのまま気づけていません。

もうひとつ、この画面では「いま出ている値」と「選べる値の一覧」の両方が見られます。一覧を開くと、そのモニターと今の接続で選択可能な数字が並びます。ここに144が無ければ、少なくとも今の状態では144Hzは出せない、ということになります。

解像度とセットで見る

これは私が実機で確かめて、はっきり分かったことです。選べるリフレッシュレートは、解像度によって変わります。

私のメイン(MSI G274QPF E2)で、選べる組み合わせを全部見たときの結果がこれでした。

  • 3840×2160 のときは 30Hz まで
  • 2560×1440 のときは 60Hz まで
  • 1920×1080 のときは 120Hz まで

解像度を下げるほど、上のリフレッシュレートが出てくる形になっています。私は2560×1440で使っているので、その解像度では60Hzが上限だった、ということです。

なので「144Hzが選べない」と思ったときは、いまの解像度のままで一覧を見て終わりにしないほうがいいと思います。解像度を1段下げると選択肢が変わることがあります。私の場合はそうでした。

1枚は、設定だけで直りました

オンラインで学ぶ様子

右側に置いているASUS VG258(1920×1080)です。この1枚は、確認した時点で60Hzで動いていました。ところが選べる値の一覧を開いたら、144Hzも165Hzも並んでいました。

つまり出せる状態だったのに、60Hzのまま使っていたということです。私はこの1枚を2026年8月16日に、60Hzから144Hzへ変更しました。

やったことは、さっきの手順の4番のところで、一覧から144を選んで適用しただけです。それだけでした。ケーブルも替えていませんし、何かをインストールしたわけでもありません。選ぶだけで済みました。

このときの気持ちは、うれしさ半分、ばつが悪さ半分でした。出せるものを出さないまま使っていた期間があったわけで、それは完全に確かめなかった自分の話です。同時に、こんなに簡単に直るなら早く見ておけばよかったとも思いました。

165Hzではなく144Hzにした理由

一覧には165Hzもありました。上限まで上げなかったのは、単純に、この記事のテーマが「144Hzが出ない」だったからです。まずは144Hzが実際に出るのかを確かめたかった、というだけの理由です。

ここは深い理由がある選択ではありません。あとから165Hzに上げてもいいと思っています。選べる値が一覧に出ているなら、変更自体は同じ手順でできます。

変えてどうだったか

正直に書きます。変更したのは2026年8月16日で、この記事を書いている時点ではまだその日です。なので「使い続けてどう変わったか」は、まだ書ける段階にありません。

この手の話は、変えた直後の印象がいちばん当てにならないと思っています。私は椅子を替えたときも「肩こりと腰痛が緩和されたような気がしている」という書き方しかできていません。気がしている、以上のことは、その時点では言えないからです。リフレッシュレートも同じで、いま何か書いたとしても、それは変えた直後の気分の話になってしまいます。

メインは、解像度を下げないと上がりませんでした

問題はこちらです。メインのMSI G274QPF E2は、いま使っている2560×1440では60Hzしか選べませんでした。一覧を開いても、そこに144という数字がありません。

先ほど書いたとおり、解像度を1920×1080まで下げれば120Hzまで出せます。私はそちらを選びました。この記事を書いている時点では、メインは1920×1080の120Hzで動いています。2560×1440のままで120Hzや144Hzを出す方法は、まだ試していません。

ここで多くの記事なら「これはDVIだからです」とか「ケーブルを替えれば直ります」と書くところだと思います。私はそれを書きません。確かめていないからです。

分かっていることだけ書きます

実機から取れた値のうち、この件に関係しそうなものはこれだけです。

  • 4枚は同じ1枚のグラフィックボード(RTX 4070 Ti SUPER)から出ている
  • 接続方式は3種類が混在している。Windowsが返した内訳は HDMI が1枚、DVI が2枚、DisplayPort が1枚
  • CPU内蔵のAMD Radeonグラフィックスも認識はされているが、画面はつながっていない(解像度が返らない)

接続方式が混ざっているのは事実です。ただ、私はどの端子にどのモニターがつながっているかまでは確かめていません。机の裏を見て1本ずつ追えば分かる話ですが、それをやっていない以上、「メインはこの端子だからこうなっている」とは書けません。

解像度を上げるほど選べるリフレッシュレートが下がっていく、という挙動そのものは実機で確認できています。それが何によって決まっているのか(ケーブルなのか、端子なのか、他の要因なのか)は、確かめていないので分かりません。

断定しないことにした理由

これは自分への戒めでもあります。私はこの数か月、自動化の仕組みを作りながら、「たぶんこうだろう」で判断して外したことを何度も経験しました。

もう少し前には、モニターアームについての記事を、公開の直前で止めたこともあります。書いてある中身自体は本当のことでした。ただ、根拠を確かめないまま「実体験あり」と登録していて、そこから先の仕組みが全部それを本当のこととして扱っていたからです。結果として書いてあることは合っていたのですが、合っていたのは結果であって、確かめ方ではありませんでした。

今回も同じだと思っています。「DVIだからでしょう」と書けば、それらしい記事にはなります。読んだ人も納得すると思います。でもそれは私が確かめた事実ではないので、書きません。

ここまでで自分で確かめられること、確かめられないこと

動画編集の作業画面

今回やってみて、自分で画面から確かめられる範囲がどこまでかが、はっきりしました。整理しておきます。

画面の設定だけで確かめられること

  • いま何Hzで動いているか
  • いまの解像度で、どのリフレッシュレートが選べるか
  • 解像度を変えたら、選べるリフレッシュレートがどう変わるか
  • 複数枚ある場合、どの1枚が何Hz対応なのか

画面の設定だけでは分からないこと

  • そのモニターがどの端子につながっているか
  • いま使っているケーブルが何なのか
  • 選べる値が制限されている理由

下の3つは、机の裏を見るか、ケーブルを1本ずつ追うかしないと分かりません。私はそこまでやっていないので、この記事は上の4つの範囲で書いています。

逆に言うと、上の4つを見るだけで、私の場合は1枚が直りました。設定を見るだけで直る可能性があるなら、机の裏を触る前にそこを見たほうが早いと思います。

同じことを確かめるなら、この順番でやります

私が実際にやった順番を、そのまま並べます。特別なことはしていません。

  • 1. モニターが何枚あっても、1枚ずついまのリフレッシュレートを見る
  • 2. そのモニターで選べる値の一覧を開く。144が並んでいれば、選ぶだけで終わる
  • 3. 144が無ければ、解像度を1段下げてもう一度一覧を見る。私のメインは、解像度を下げると選べる値が変わりました
  • 4. 解像度を下げてまで上げるかどうかを、自分の作業から決める。私は下げるほうを選んで、メインを1920×1080の120Hzにしました
  • 5. ここまでで直らなければ、そこから先はケーブルや端子の話になる。ただしそれは、確かめてから言うことです

4番のところが、私がこのブログでいちばん大事にしている部分です。144Hzが出せるかどうかと、144Hzにすべきかどうかは別の話だと思っています。

私のメインは2560×1440で使っていました。ここを1920×1080に落とすと120Hzまで出せるので、私は落とすほうを選びました。これは私が選んだというだけで、他の人に当てはまるとは限りません。画面に置ける情報量のほうが効く作業なら、解像度を残す判断になると思います。

そもそも気づいていなかった、ということについて

AIを使って作業する様子

最後に、道具の話から少しだけ広げます。

今回いちばん残るのは、直ったことではなくずっと違っていたことに気づいていなかったほうでした。144Hzだと思っていた画面が60Hzだった。144Hzが出せる画面は別にあって、そちらも60Hzで動いていた。どちらも、確かめていれば5分で分かることです。

私は在宅ワークの道具について、このブログで「使ってみた結果」を書いています。書いている当人が、自分の使っている道具の実際の値を把握していませんでした。これは正直、けっこう効きました。

ただ、こういうことは道具に限らず起きるのだと思います。私は自分の投稿の数字を毎週自動で集計するようにしていますが、それも同じで、集計するまでは「たぶんこれくらい見られているだろう」という感覚しかありませんでした。実際に数えると、思っていた数字とはだいぶ違いました。数えるまでは分からない、というだけの話です。

作業環境も同じで、不満が出ていないことは、正しく設定されていることの証明にはなりませんでした。不満が出ていないのは、単にその差で困る作業をしていなかっただけかもしれません。

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まとめ

2026年8月16日に確かめた結果を、もう一度整理します。

  • 私のモニターは4枚とも60Hzで動いていた。メインが144Hzだというのは私の思い込みだった
  • 144Hzが選べたのは、メインではなく右側の1枚(ASUS VG258・1920×1080)だった。同じ日に60Hzから144Hzへ変更した。165Hzも選べる状態だった
  • メイン(MSI G274QPF E2)は2560×1440では60Hzしか選べなかった。そこで解像度を1920×1080へ下げて、120Hzにした
  • メインで選べる組み合わせは、3840×2160が30Hzまで、2560×1440が60Hzまで、1920×1080が120Hzまでだった
  • 残る2枚(ASUS VC239・製造2017年と2019年)は、そもそも60Hzまでしか選べない機種だった
  • 2560×1440のままで60Hzしか出ない原因は、この記事では断定していません。ケーブルか端子かを確かめていないためです

「144Hzが出ない」で検索してこの記事にたどり着いた方に、いちばん先にお伝えしたいのは、まず自分の画面が今いくつで動いているかを見てくださいということです。私はそこを見ただけで、4枚のうち1枚は選び直すだけで変わりました。ケーブルを買いに行くのは、そのあとでも遅くないと思います。

そして、2560×1440のままで高いレートを出せるのかどうかは、確かめたら別に書きます。分かっていないことを分かったように書かない、というのはこのブログで守りたいところです。

このブログでは、在宅ワークの作業環境について、実際に使っている道具を「選び方」と「使ってみた結果」で書いています。買わなくてよかったもの、必要なかったものも、そのまま書いています。同じように自宅で仕事をしていて、道具の決め方に迷っている方は、他の記事もよかったら読んでみてください。

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