在宅ワークにメモリ64GBは必要か|32GBを2枚積んで、足りている側の話

在宅ワークにメモリ64GBは必要か|32GBを2枚積んで、足りている側の話 作業環境

この記事が答える質問はひとつだけです。在宅ワークのパソコンに、メモリは64GBも要るのか。

先に私の答えを書きます。私の作業では、64GBは足りています。ただし「64GBでなければ回らなかった」と言えるだけの根拠は、私の手元にはありません。足りているという事実と、必要だったという証明は、別のものだからです。この記事では、その区別をつけたうえで、自分の作業から容量を決めるための順番を書きます。

書いているのは「さとり」です。元・調理師で、飲食の現場に10年いました。そこからSNS運用代行のフリーランスとして独立して、いまは在宅で仕事をしています。このブログでは、実際に使っている道具を、選び方と使ってみた結果で書いています。買わなくてよかったものや、必要なかったものも、そのまま書くようにしています。今回はその逆で、買って足りている側の話です。

なお、これから書く構成は2026年8月時点のものです。製品の仕様や取り扱いは変わっていくので、買うときは公式の情報を確認してください。

結論:64GBは足りていて、不満は出ていません

いま使っているデスクトップのメモリは64GBです。内訳は32GBのメモリが2枚です。使っていて容量で困ったことは、いまのところありません。

ただ、ここで止めると「64GBにしましょう」という記事になってしまいます。それは私が書きたいことではありません。私が言えるのは次の3つだけです。

  • 64GB積んだ環境で、私の作業は問題なく回っている
  • その環境で、メモリが原因で困った場面は出ていない
  • 32GBだったらどうだったかは、試していないので分からない

3つ目が大事だと思っています。私は64GBの環境しか持っていないので、「32GBでは足りなかった」とは言えません。比べていないものを比べたふりをすると、読んだ人の判断を狂わせます。だからこの記事は、64GBを勧める記事ではなく、64GBの側から見えている景色を書く記事にします。

私のパソコンの中身

判断材料になるので、メモリ以外もまとめて書いておきます。2026年8月時点で実際に使っている構成です。

  • パソコン:自作のデスクトップ
  • CPU:AMD Ryzen 9 7900X(12コア24スレッド)
  • メモリ:64GB(32GBが2枚)
  • グラフィックボード:NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER
  • ストレージ:Lexar SSD NM790 2TB が1枚。ハードディスクは付いていません
  • OS:Windows 11 Home
  • モニター:4枚。すべて1920×1080。メインがMSI、サブがASUS

メモリだけを取り出して「64GBは要るか」と考えても、あまり意味がありません。その容量が何を支えているのかは、まわりの構成と作業の中身で決まるからです。だから先に全体を出しました。

このパソコンで、実際に何をしているか

作業に使う機材

私の仕事はSNS運用代行です。それとは別に、自分の発信を自動で投稿する仕組みを組んでいて、その仕組みはこのパソコンの上で動いています。Windowsの標準機能でスケジュールを組んでいるので、パソコンが起きていれば決まった時間に投稿が出ます。

「パソコンの上で動いている」というのは、ただの言い回しではありません。実際に、2026年7月3日から5日まで、早朝にパソコンがスリープしていたせいで、自動投稿が1本も出ませんでした。7月14日にも、パソコンが落ちていて3件の投稿が失敗しています。作業していない時間帯もパソコンに仕事をさせている、というのが私の使い方です。

そのうえで、画面の使い方はこうです。

4枚のモニターに、それぞれ別のものを置いている

モニターを4枚にしていちばん良かったのは、各モニターにそれぞれの作業や確認画面を置けるので、いちいち画面を切り替えなくて済むことでした。ウィンドウ間のドラッグ&ドロップが楽なのも、複数枚にしてよかった点です。

言い換えると、私の環境ではアプリを開いたまま置きっぱなしにするのが前提になっています。切り替えなくて済むというのは、閉じなくて済むということでもあります。使い終わったら閉じる、必要になったらまた開く、という使い方はしていません。

メモリの話とつながるのはここです。同時に開いたままにするものが多いほど、容量に余裕があるほうが気は楽になります。ただし「だから64GB要る」と続けるのは飛躍です。次の節で、そこを正直に書きます。

正直に書いておくと、私はメモリの使用量を測っていません

この記事でいちばん書いておきたいのがこれです。

私は、自分のパソコンが普段どれくらいメモリを使っているかを、記録として測っていません。だから「普段は何GB使っていて、ピークで何GBまで行く」という数字を、この記事には書けません。持っていない数字を、それらしく書くことはしないと決めています。

「足りている」と書いたのは、測った結果ではなく、使っていて困っていないという実感です。動きが重くて手が止まった、という場面が出ていない。それだけです。実感は事実ですが、実測ではありません。ここを混ぜて書くと、読んだ人は「64GBあれば何GBまで大丈夫」という数字を受け取った気になってしまいます。そんな数字は、この記事にはありません。

もし容量を真面目に決めたいなら、他人の実感より自分のパソコンの実際の使用量を見るほうが早いです。Windowsならタスクマネージャーで、いま何GB使っているかは見られます。買い替えを考えている人は、まず今の環境で、いつもの作業をしている最中の数字を見てください。他人の構成表より、それが一番確かな材料になります。

私が64GBを選んだ理由は「コスパ」の一言だけです

選んだ理由も、はっきり書いておきます。

このパソコンの構成、つまりRyzen 9 7900Xと64GBと2TBのSSDという組み合わせは、コスパで選びました。そして使っていて不満はありません。

そこまでです。何と比べてコスパが良いと判断したのか、予算をいくらに置いていたのか、という比較の過程は、いま私の手元に記録として残っていません。だから書けません。

ここを書かないのは、記事としては弱くなります。「こういう候補と比べて、こういう理由でこれにしました」という話があったほうが、読み物としては面白いはずです。でも、覚えていない比較を思い出したふりで書くと、読んでも嘘だと分からない文章ができあがります。もっともらしい理由ほど、あとから検証できません。だから空欄のままにしておきます。

この記事から持って帰ってもらえるとしたら、私の選定理由ではなく、次の節の順番のほうだと思います。

メモリの容量は、自分の作業から決めるほうが早い

オンラインで学ぶ様子

「64GBは必要か」という質問は、そのままでは答えが出ません。誰の、どの作業について聞いているのかが決まっていないからです。私が使っている決め方の順番を書きます。

1. 同時に開いたままにするものを書き出す

閉じたり開いたりを繰り返すのか、開きっぱなしにするのかで、必要な余裕は変わります。私はモニターを4枚にして、それぞれに別の画面を置いて、切り替えずに使っています。この使い方を選んだ時点で、開きっぱなしにする方向に寄っています。

まずは自分がどちらなのかを決めてください。「なんとなく重い気がする」ではなく、いま画面に何が並んでいるかを数えるところからです。

2. 作業していない時間にも動かすものがあるか確認する

私の場合は、決まった時間に動く仕組みがこのパソコンの上に乗っています。作業中かどうかに関係なく、パソコン側には仕事が入っている状態です。こういうものがあるかどうかで、パソコンに求めるものは変わります。

逆に、仕事のときだけ立ち上げて、終わったら閉じる使い方なら、話はもっと単純になります。

3. いまの環境の数字を実際に見る

前の節に書いたとおりです。私はこれをやっていないので偉そうには言えませんが、やっていない側から見ても、これをやるのが一番早いと思います。買う前に自分の使用量が分かっていれば、この記事のような他人の話は要らなくなります。

4. そのうえで、足りない理由が言えるかを確かめる

「多いほうが安心だから」で増やすのは、悪いことではありません。私も結果としてそちら側です。ただ、それは安心を買っているのであって、必要を満たしているのとは違うという自覚は持っておいたほうがいいと思っています。予算に余裕がないときほど、この区別が効きます。

この決め方が向く人と、向かない人

誰にでも当てはまる話ではないので、線を引いておきます。

向いていると思う人

  • 画面を複数使っていて、アプリを開いたまま作業する人
  • 自分のパソコンの上で、作業時間外にも何かを動かしている人
  • いまの環境で困っていないのに、なんとなく買い替えを考えている人。この場合は、たいてい先に測ったほうが安く済みます

向いていないと思う人

  • いま実際にメモリ不足で作業が止まっている人。困っている理由がはっきりしているなら、他人の構成を読むより、自分の環境で何が容量を使っているかを見るほうが早いです
  • 重い作業を毎日する人。私はその側の経験を持っていません。次の節に書きます
  • ノートパソコンで検討している人。私はデスクトップの話しかできません

動画編集のような重い作業については、私は答えを持っていません

この記事の限界も書いておきます。

私はいま、動画編集のような重い作業を日常的にはしていません。だから「64GBあれば動画編集も余裕です」とは書けません。試していないことを、あるかのように書くわけにはいかないからです。

同じことをストレージについても思っています。SSDは2TBが1枚で、いまの使い方では足りています。ただ、動画編集のようなことをするなら物足りないかもしれないとは思っています。これは実際に足りなくなった話ではなく、私の見立てです。見立ては見立てとして書きます。

重い作業が前提の人にとっては、この記事は判断材料になりません。それは記事の欠点というより、書き手が持っていない情報だというだけです。持っていないものを埋めようとすると、そこに作り話が入ります。

買っただけでは、環境は変わりません

在宅ワークのデスク

最後にひとつ。私は買っておいて使っていない道具も持っています。モニターアームを2種類買って、付け替えるのが面倒で、いまの構成に入れないままにしています。不具合があったわけでも、合わなかったわけでもありません。ただ入れ替えていないだけです。

メモリの話と直接は関係ないように見えますが、根っこは同じだと思っています。買うという行為は、環境を変える行為とイコールではありません。容量を増やしても、作業のやり方が変わらなければ、変わるのは数字だけです。逆に、いまの構成のままでも、置き方や順番を変えるだけで楽になることはあります。

だから私は、容量の質問に対しては「増やしましょう」より先に「いま何をしているか書き出しましょう」と言うようにしています。答えは他人の構成表ではなく、自分の作業のほうにあります。

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まとめ

「在宅ワークにメモリ64GBは必要か」という質問への、私の答えをもう一度書きます。

  • 私の環境(64GB=32GBが2枚)では足りていて、不満は出ていません。
  • ただし32GBと比べたわけではないので、64GBが必要だったとは言えません。
  • 普段の使用量を私は測っていないので、この記事に使用量の数字はありません。
  • 選んだ決め手はコスパでした。何と比べたかの記録は残っていないので書きません。
  • 容量は、他人の構成ではなく自分の作業と、自分のパソコンの実際の数字から決めるのが早いです。
  • 動画編集のような重い作業については、経験がないので答えを持っていません

もし今日ひとつだけ何かするなら、買い物のページを開くのではなく、タスクマネージャーを開いて、いつもの作業をしている最中のメモリ使用量を見てみてください。そこに出ている数字が、この記事より確かな判断材料になります。見たうえで足りていたなら、それは何も買わなくていいという結論で、私はそれもいい結果だと思っています。

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