オンライン会議が途切れるとき、どこから見るか|私が決めている確認の順番

オンライン会議が途切れるとき、どこから見るか|私が決めている確認の順番 回線・通信

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オンライン会議の途中で相手の声が途切れる。あるいは「聞こえてますか」と言われて、自分の側が届いていなかったことに気づく。あの数秒はとても気まずいです。特に初対面の相手だと、そこから立て直すのに時間がかかります。

この記事では、オンライン会議が途切れたときに、どこから順番に見るかという話を書きます。結論から言うと、私は「自分に近いところから順に見て、回線そのものは最後に見る」という順番を先に決めています。理由も含めて、下で全部書きます。

先に正直なことを書いておきます。私の作業環境では、今のところオンライン会議が途切れて困ったことがありません。だからこの記事は「途切れて、こう直した」という復旧の記録ではありません。「途切れたときに慌てないよう、見る順番だけ先に決めておいた」という話です。実際に起きていないことを起きたように書くつもりはないので、そこは最初にはっきりさせておきます。

書いているのは、元・調理師で飲食の現場に10年いた人間です。そこからSNS運用代行のフリーランスとして独立して、今は在宅で仕事をしています。営業が苦手で、その苦手を埋めるために自動化を作り始めたタイプです。オンライン会議は、私にとって得意な時間ではありません。だからこそ、当日に考えることを減らしておきたいと思っています。

結論|近いところから見る。回線は最後

私が決めている順番は、次の3段です。

  • 1. その会議だけ・その日だけの問題かどうかを分ける
  • 2. 自分の部屋の中(つなぎ方と機器)を見る
  • 3. 回線そのものを疑うのは最後にする

なぜこの順番なのかというと、上に行くほど、自分ですぐ確かめられて、お金もかからないからです。1番は今すぐ確かめられます。2番も、今つないでいるものを差し替えたり、裏で動いているものを止めたりするだけなので、その場でできます。3番は違います。回線を変えるとなると、申し込みがあって、工事があって、費用があって、確認できるのは早くても数週間先になります。

順番を逆にすると、いちばん時間と費用がかかるところから手をつけることになります。しかもそれで直らなかったとき、手元には何も残りません。だから私は、原因の可能性が高い順ではなく、確かめるのが軽い順に並べています。軽いものから潰していけば、重いものに手をつけるころには「他は全部見た」と言える状態になっています。

前提として、私が使っているものを出しておきます

切り分けの話をする前に、私の環境を書いておきます。ここを伏せたまま「こうすれば直る」と書くのはフェアではないと思うので。

  • パソコンは自作のデスクトップ。持ち歩かず、机に据え置きです。
  • モニターは4枚。メインがMSI G274QPF E2(製造2023年)、サブがASUS VC239を2枚(製造2017年と2019年)、それとASUS VG258(製造2021年)。
  • ヘッドセットはRazer BlackShark V2 Pro。
  • マイクはオーディオテクニカ AT2020、オーディオインターフェイスは同じくオーディオテクニカ AT-UMX3。持っていますが、今は使っていません。
  • ネット回線はビッグローブ光。速度は250〜350Mbpsくらいで、特に不満はありません。

この構成で、会議が途切れて困ったことは起きていません。なので私が書けるのは「こうやって直した」ではなく「この構成なら、どこから疑うか」までです。ここから先は、その考え方の話になります。

順番1|「今日だけ」「この会議だけ」かを先に切り離す

オンラインで学ぶ様子

最初に見るのは、機械の話ではありません。範囲です。

途切れたときに、私が真っ先に考えるのはこの3つです。

  • この会議だけで起きているのか、他の会議でも起きているのか
  • 今日だけなのか、前からなのか
  • 自分の側なのか、相手の側なのか

ここを分けずに機器をいじり始めると、直ったのか、たまたま収まったのかが分からなくなります。相手側の問題だったのに自分の設定を触ってしまい、翌週また同じことが起きて、今度は何を戻せばいいのか分からない、という状態になりがちです。

自分側か相手側かを判断する材料としていちばん分かりやすいのは、参加者が3人以上いる会議で、誰の声が途切れているかです。ひとりの声だけが途切れるなら、その人の側で何かが起きている可能性が高い。逆に自分だけが全員から「聞こえない」と言われるなら、自分の側から順に見ることになります。全員が全員に対して途切れているなら、その会議そのもの、あるいはその時間帯の何かを疑うことになります。

ここで正直に書いておくと、私がこの「範囲を分ける」を最初に置いているのは、技術的に正しいからというより、自分の性格に対する対策です。私は初対面の相手とオンラインで話すと、人見知りと自信のなさが前面に出てしまいます。自分でも分かっていますし、正直、その時間が本当に嫌です。そこに「音が切れる」が重なると、頭の中が真っ白になります。焦って設定画面を開いて、意味もなくマイクの項目を触って、余計に時間を溶かす。その未来がはっきり見えるので、その場で判断しなくていいように、順番だけ先に決めておきました。

当日の私にできるのは、順番の1番目を思い出すことだけです。それくらいの負荷にしておかないと、緊張している自分は動けないと思っています。

順番2|部屋の中を見る。音の入り口と出口は分けて考える

範囲を分けたうえで自分の側らしいと分かったら、次に見るのは部屋の中です。ここでひとつ、私が意識して分けていることがあります。

「途切れる」と一言で言っても、映像が止まるのか、音が切れるのか、自分の声が届かないのかで、見る場所が変わるということです。

ここを一緒くたにして「回線が悪い」と結論を出すと、たいてい遠回りになります。私は次のように分けています。

  • 相手の映像も音もまとめて止まる、または全員分が同時に乱れる。このときは、通信の側から見ていきます。
  • 自分の声だけが届いていない、または途切れると言われる。このときは、音の入り口、つまりマイク側から見ます。
  • 相手の声だけがブツブツ切れて、映像は平気。このときは、音の出口、つまりヘッドセットやスピーカー側も候補に入ります。

私の場合、音の出口はRazerのBlackShark V2 Proです。キーボードのBlackWidow V3、マウスのBasilisk V3と合わせてRazerで揃えていますが、この3点は基本的に問題なく使えていて、特に不満は出ていません。ただ、不満が出ていないことと、切り分けの候補から外していいことは別だと思っています。いま問題が起きていない機器でも、疑う順番の中には入れておく。そうしておかないと、いざというときに「これは大丈夫なはず」という思い込みから抜けられなくなります。

もうひとつ、部屋の中を見るときに私が確認するのは、裏で何かが動いていないかです。私はモニターを4枚使っていて、それぞれに別の作業や確認画面を置いています。画面を切り替えなくて済むのが4枚にしていちばん良かったところなのですが、裏を返すと、視界に入っていない画面でも何かが動き続けているということでもあります。会議中に別の画面で重い処理を走らせたままにしていないか。これは会議の前に一度見ておくだけの話なので、順番としてはかなり早い段階に置いています。

モニターを増やして困った点は費用くらいで、使い勝手の面で不満はないのですが、こういう「見えていないものが増える」という副作用はあると感じています。

順番3|回線を疑うのは最後にしている

動画編集の作業画面

ここまで見て残るのが回線です。私はここを最後に置いています。

理由はさっき書いたとおり、確かめるのがいちばん重いからです。それに加えてもうひとつ、回線の数字が出ていても途切れることはあると思っているからです。

私の回線はビッグローブ光で、速度は250〜350Mbpsくらい。日々の作業で不満を感じたことはありません。この数字が出ている状態で会議が途切れたとしたら、私はまず「太さが足りない」以外の可能性から見ます。太さの問題なら、会議以外の作業でも何かしら引っかかりが出ているはずだと考えるからです。逆に、会議のときだけ、しかも特定の時間帯だけ起きるなら、太さとは別の要因を疑ったほうが早いだろう、と。

ここは断定できる話ではありません。私の環境で再現していない以上、「こうすれば直る」とは書けません。ただ、順番として最後に置いておけば、少なくとも「契約を見直したのに直らなかった」という遠回りは避けられます。手前で潰せるものを全部潰してから来た、という前提があるだけで、判断はだいぶ楽になります。

回線速度そのものをどう測るか、在宅ワークでどの数字を見ればいいのかについては、別の記事で私の実測値を出しながら書いています。ここでは切り分けの順番に絞ります。

順番を先に決めておくと、当日に考えることが減る

この「順番を先に決めておく」というやり方は、会議のために思いついたものではありません。別の作業で、原因が表に出てこない不具合に何度かはまったことがあって、そこから来ています。

画面上は正常に見えているのに、実際には何も動いていない。エラーも出ないし、記録にも残らない。だから気づくまでに時間がかかる。そういうことが実際にありました。あのとき身にしみたのは、「たぶんここだろう」で当たりをつけて飛びつくと、外したときに戻ってこられなくなるということです。近いところから順に、確かめられるものを1つずつ潰していったほうが、結果的に速い。

会議も同じだと思っています。途切れているその瞬間は、いちばん冷静に判断できないタイミングです。相手を待たせているし、自分は焦っている。その状態で「原因は何だろう」と考え始めると、思いつきの順番で触ってしまいます。だから、考えるのは事前で、当日は思い出すだけにしておく。私はそう決めました。

これは性格の話でもあります。私はテキストのやり取りも昔から苦手で、今も苦手なままです。オンラインで初対面の人と話す時間も嫌いです。そういう人間が会議中に予想外のことに対応するのは、単純に無理があると思っています。無理があるものは、事前に減らすしかありません。

会議のために買ったのに、結局使っていないものの話

AIを使って作業する様子

最後に、このサイトで必ず書くようにしていることを書きます。買わなくてよかったものの話です。

私はマイクとしてオーディオテクニカのAT2020、オーディオインターフェイスとしてAT-UMX3を持っています。持っているのですが、今は使っていません。普段の会議はヘッドセットのBlackShark V2 Proで済ませています。

これは正直に書いておきたい部分です。音まわりで不安があると、つい「ちゃんとした機材を入れれば解決するのでは」と考えたくなります。実際、私はそう考えて買いました。でも、私の場合、必要だったのはそこではありませんでした。結果として、机の上に使っていない機材が残っています。

もし今、会議の音が不安で機材を探しているところなら、買う前に、上の1番と2番を先にやってみることをおすすめします。範囲を分けて、部屋の中を見る。ここまでで終わることのほうが多いのではないかと、自分の経験からは思います。少なくとも私は、順番を守らずに機材から入って、使っていない機材を1セット持っている側の人間です。

道具は、作業から決めたほうがいいと思っています。「音が心配だからマイク」ではなくて、「何がどう困っているか」を先にはっきりさせてから決める。これは会議に限らず、モニターでも椅子でも同じです。

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まとめ|私が決めている順番

あらためて、順番だけ並べます。

  • 1. 範囲を分ける。その会議だけか、その日だけか、自分側か相手側か。
  • 2. 部屋の中を見る。映像が止まるのか、自分の声が届かないのか、相手の声が切れるのかで、見る場所を変える。裏で動いているものがないかも確認する。
  • 3. 回線を疑うのは最後。ここは確かめるのに時間も費用もかかるので、手前を全部潰してから来る。

繰り返しになりますが、私の環境ではまだ途切れて困ったことがありません。だからこれは「直した手順」ではなく「決めておいた順番」です。実際に起きたら、この順番どおりにやってみて、うまくいかなかった部分を書き直すつもりでいます。

それでも、順番を先に決めておくこと自体には意味があると感じています。当日の自分は緊張していて、冷静な判断ができません。その状態の自分に判断させないために、事前の自分が決めておく。私にとっては、これがいちばん現実的な備え方でした。

回線側の数字が気になっている方は、私の実測値を出しながら書いた在宅ワークの回線速度についての記事もあわせて読んでみてください。どのくらい出ていれば足りるのかを、自分の環境の数字で書いています。

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