この記事が答えるのは、「10ギガの光回線を契約したら、実際のところ何Mbpsで使うことになるのか」という質問ひとつです。
先に結論を書きます。私はビッグローブ光の10ギガプランを契約していますが、実際に出ている速度は250〜350Mbpsくらいです。10ギガ=10,000Mbpsですから、契約している数字とはだいぶ違います。そして私のパソコンの有線LANは、1Gbpsでリンクしている状態です。この2つが、私の手元で確認できている全部です。
ただし、この記事は「10ギガはやめておけ」という話ではありません。「10ギガにすれば速くなる」という話でもありません。なぜ1Gbpsで頭打ちになっているのか、私は確認していないからです。ルーターなのか、ONUなのか、LANケーブルなのか、パソコン側なのか、そこは調べていません。調べていないことを、それらしい理由で埋めるのはやめておきます。
書いているのは「さとり」といいます。元・調理師で飲食の現場に10年いて、そこからSNS運用代行のフリーランスとして独立した在宅ワーカーです。このブログでは、実際に使っている作業環境の道具を、選び方と使ってみた結果で書いています。買わなくてよかったものも、そのまま書いています。
私の回線の中身は、この3つしか分かっていません
最初に、この記事で私が書ける事実を全部並べておきます。多くありません。
- 契約しているのはビッグローブ光の10ギガプランです。
- 実際に出ている速度は250〜350Mbpsくらいです。
- パソコンの有線LANは Realtek PCIe 5GbE Family Controller で、リンク速度は1Gbpsで接続されています。
この3つだけです。ルーターの型番も、ONUの型番も、使っているLANケーブルのカテゴリも、この記事では書きません。確認していないからです。
回線の記事はどうしても「10ギガにすればここが変わる」という話に寄っていきがちなのですが、私が持っているのは自分の家で出ている数字だけです。ここから先は、その数字をどう受け止めているか、という話になります。
10ギガの契約で250〜350Mbpsという数字を、どう受け止めたか
正直に書くと、この数字を並べて最初に思ったのは「契約している数字と、出ている数字は別のものなんだな」ということでした。
10ギガは10,000Mbpsです。出ているのは250〜350Mbpsです。単純に割れば、契約した数字の3〜4%くらいということになります。数字だけ見ると、ずいぶん少ないように見えます。
ただ、これを「損をした」とは思っていません。理由は次の章に書きますが、私の在宅ワークで、この速度に不満が出ていないからです。仕事が止まったことも、オンライン会議が使えなかったことも、この速度が原因で困ったという記憶がありません。
ここが少しややこしいところで、「契約した数字に届いていない」ことと「困っている」ことは、別の話です。前者は事実として不満があってもおかしくないのですが、後者が起きていない以上、私はこの回線を替える動機を持っていません。
数字に納得していないのに、生活は困っていない。この状態のまま、私はビッグローブ光を使い続けています。
パソコン側が1Gbpsでリンクしている、という事実

これがこの記事でいちばん書いておきたかったことです。
私のパソコンの有線LANは Realtek PCIe 5GbE Family Controller という名前で、名前のとおり5Gbpsまで対応しているものです。ところが、実際にリンクしている速度は1Gbpsでした。
これは何を意味するかというと、仮に回線側が10ギガぶんの速度を届けていたとしても、私のパソコンの入口が1Gbpsになっているということです。入口が1Gbpsなら、そこから先へ1Gbpsを超えて入ってくることはありません。
そして繰り返しますが、なぜ1Gbpsでリンクしているのかは、私は確認していません。
思い当たる箇所はいくつかあります。ルーターのLANポートの規格、ONUとルーターの間、使っているLANケーブル、パソコン側の設定。どれもありえます。ありえますが、ありえることを書くのと、確かめたことを書くのは違います。
このブログでやらかしを何度か書いていますが、私が自分の仕組みで痛い目に遭ったのは、たいてい「たぶんこうだろう」で進めたときでした。自動投稿のタスクが全部「準備完了」と表示されているのに一度も動いていなかったことがあります。表示だけを見て安心して、実際に渡している中身を確かめていませんでした。エラーもログも残らないので、気づくのに時間がかかりました。
あのときから、表示されている状態と、実際に起きていることは別々に確かめるようにしています。この回線の話も同じ扱いにしています。契約は10ギガ、リンクは1Gbps、実測は250〜350Mbps。この3つはそれぞれ別の場所で測った別の値であって、片方からもう片方の理由を推測して書くつもりはありません。
在宅ワークで、250〜350Mbpsは足りているのか
私の使い方の範囲では、足りています。
私が回線を使ってやっていることを並べると、こんなところです。
- クライアントのSNS運用にまつわる作業(テキスト・画像のやり取りが中心)
- オンライン会議
- 自動投稿の仕組みが定期的にAPIへ投げる通信
- クラウド上のファイルの読み書き
この使い方で、速度が原因で止まったという場面を、私は持っていません。ビッグローブ光の速度については、以前から特に不満はないという認識のままです。
ここで気をつけたいのは、これが私の使い方での話でしかないということです。たとえば大容量の動画データを毎日やり取りするような仕事だと、話が変わる可能性はあります。私はその使い方をしていないので、そこは書けません。
在宅ワークの回線を考えるときに、私が大事だと思っているのは、「速い回線かどうか」ではなく「自分の作業が止まらないかどうか」のほうです。数字が大きいことそのものは、仕事の役に立ちません。役に立つのは、会議が途切れないこと、ファイルのアップロードで待たされないこと、そういう具体的な場面のほうです。
なぜビッグローブ光にしたのか
選んだ理由は、自分の地域だと速度が速いからでした。
この理由を書くとき、いつも少し補足を足したくなります。「何と比べたのか」「どこで速度の情報を見たのか」「料金は比較材料に入れたのか」。読む人としては、そこが知りたいところだと思います。
ただ、そこは記録に残っていません。私が覚えているのは「自分の地域だと速いから選んだ」という、それだけです。だから、あとから理由をきれいに整えることはしません。
この「地域で選び方が変わる」という話は、以前に別の記事で書きました。光回線は全国どこでも同じ結果になるものではないので、他の人の実測値をそのまま自分の家に当てはめても、あまり意味がないと思っています。私が今回、自分の家の数字だけを書いて他社との比較をしないのも、同じ理由です。
この記事の数字を、そのまま自分に当てはめないでください

ここまで自分の数字を書いてきましたが、いちばん伝えたいのはここかもしれません。
私の家で250〜350Mbps出ているという事実は、あなたの家で同じ数字が出る根拠にはなりません。
理由は単純で、間に入るものが違うからです。私の場合はパソコンの入口が1Gbpsでリンクしていました。この1つだけでも、同じプランを契約している別の人と結果が変わりえます。私はその原因を確かめていませんが、確かめていないという事実そのものが「家ごとに違いうる」という話の裏返しでもあります。
だから、回線の記事で他人の実測値を見たときは、その数字を持ち帰るのではなく、確かめ方を持ち帰るほうがいいと思っています。自分の家で測る。自分のパソコンのリンク速度を見る。そのうえで、自分の作業が止まっているかどうかで判断する。この順番です。
この記事が向く人と、向かない人
誰に向けて書いたのかを、はっきりさせておきます。
向いていると思う人
- 10ギガのプランを契約しようか迷っていて、契約した人が実際に何Mbpsで使っているのかを1件でも知りたい人
- すでに10ギガを契約していて、思ったより速度が出ていないと感じている人
- 回線の記事で「速くなりました」だけを読まされて、腑に落ちていない人
向いていないと思う人
- 10ギガと1ギガの比較や、他社との比較を求めている人。この記事には比較がありません。私は1つのプランしか使っていないので、比べる材料を持っていません。
- 1Gbpsで頭打ちになる原因の特定方法を知りたい人。私は確認していないので、この記事には答えがありません。
- 毎日、大容量の動画データをやり取りする仕事の人。私はその使い方をしていないので、この記事の実測値が参考になるとは思えません。
読む人をふるいにかけるような書き方になりますが、合わない記事を最後まで読ませるほうが失礼だと思っています。
もし今、10ギガを検討しているなら

私が言えるのは、契約のプランを上げる前に、自分の側の入口を見ておくといいということくらいです。
私の場合、パソコンの有線LANは5Gbps対応の製品名でありながら、実際のリンクは1Gbpsでした。製品の対応表記と、実際にリンクしている速度は別だった、ということです。もし私が製品名だけを見て「うちは5Gbpsまでいける」と思い込んだままだったら、その前提でずっと考えていたことになります。
ここでも、自動投稿のタスクの話と同じ構図になっています。表示は「準備完了」だったのに、実際には動いていなかった。名前は「5GbE」だったのに、実際のリンクは1Gbpsだった。書いてあることと、起きていることは、それぞれ別に確かめないと分からないのだと思います。
なお、料金やプランの条件については、この記事では触れていません。私が把握しているのは自分の契約が10ギガのプランだということまでで、金額や提供条件は記録に残していないからです。料金・プランの条件は2026年8月時点でも変わりうるので、契約前に必ず公式サイトで最新の内容を確認してください。
まとめ
最初の質問に答えます。「10ギガの光回線を契約したら、実際のところ何Mbpsで使うことになるのか」。
私の場合は、250〜350Mbpsくらいでした。契約は10ギガ、パソコンの有線LANのリンクは1Gbps、実測は250〜350Mbps。この3つが、私の手元にある事実の全部です。
そして、この結果に私は困っていません。速度が原因で仕事が止まったことはなく、特に不満はないまま使っています。契約した数字に届いていないことと、生活が困っていることは別の話でした。
なぜ1Gbpsで頭打ちになっているのかは、確かめていないので書きません。ルーターかもしれないし、ケーブルかもしれないし、パソコン側の設定かもしれません。もっともらしい理由なら、いくらでも書けます。書けるからこそ、確かめていないものは書かないことにしています。
在宅ワークの道具は、「良いものを買う」より「自分の作業から決める」ほうが結局うまくいくと思っています。回線も同じで、10ギガという数字がほしいのか、それとも自分の会議が途切れないでほしいのか。そこを分けて考えると、見るべき場所が変わってきます。
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もし今、自分の回線がどれくらい出ているか分からないという方は、まず自分の家で一度測ってみてください。数字を見てから考えたほうが、他人の実測値を読むより早いです。測り方については「回線速度の測り方と、在宅ワークで見るべき数字」に書いています。


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