作業中に画面が消えるときにスリープまでの時間を変える手順|画面の電源とスリープを別々に決める

作業中に画面が消えるときにスリープまでの時間を変える手順|画面の電源とスリープを別々に決める 作業環境

資料を読んでいる途中や、通話の相手が話している途中で、ふっと画面が暗くなる。マウスを動かせば戻るけれど、また少し経つと消える。あれを止めたいときに、どこの時間を変えればいいのかを順番に書きます。

先に結論だけ言います。Windowsの設定には「画面の電源を切るまでの時間」と「スリープに入るまでの時間」という別々の項目があり、消えるのを止めたいならまず前者を変えます。この2つを同じものだと思って片方だけ触ると、変えたつもりで直っていない、という状態になります。

書いているのは、在宅で仕事をしている「さとり」です。元は飲食の現場にいて、いまはSNS運用代行をしながら、家のデスクで一日中パソコンに向かっています。使っているOSは Windows 11 Home です。手順はこの画面に沿って書きます。なお、スリープの時間については自分で測った数値を持っていないので、この記事に「何分がいい」という実測の目安は出てきません。代わりに、どこを見て自分で決めるかを書きます。

この記事が答える質問

「作業中に画面が消えるのを止めたいとき、どこの時間を変えればいいのか」。この1点です。

読み終えたら、自分のパソコンで画面が消えるまでの時間を自分で決められるようになる、というところまでを目指します。逆に、変えた時間が何分ならちょうどいいのか、という正解はこの記事では出しません。そこは作業の中身によって変わるので、決め方だけ置きます。

手順の前に、消え方を見分ける

同じ「画面が消える」でも、中で起きていることが2種類あります。触る場所が変わるので、ここを先に見分けてください。

  • 1. 画面だけが暗くなっていて、マウスを動かすかキーを押すとすぐ元の画面に戻る。作業していたウィンドウもそのまま残っている。これはディスプレイの電源が切れた状態です。
  • 2. 復帰するのにロック画面やサインインを通る。あるいは本体のランプが変わっていて、電源ボタンを押さないと戻らない。これはスリープに入った状態です。
  • 3. 画面が暗くなるのではなく、画像や模様が動いている。これはスクリーンセーバーです。設定の場所がまた別になります。

1番なら、このあとの「画面の電源を切る時間」だけを変えれば済みます。2番なら、スリープ側も一緒に変える必要があります。3番は後半の切り分けのところで扱います。

Windows 11で時間を変える手順

時間を管理する様子

上から順にたどれば終わります。

  • 1. スタートボタンを押して、「設定」を開きます。キーボードだけでやるなら Windows キーと I キーを同時に押しても開きます。
  • 2. 左側の一覧から「システム」を選びます。
  • 3. 「電源」または「電源とバッテリー」を選びます。ノートパソコンかデスクトップかで表示名が変わります。
  • 4. 「画面とスリープ」という項目を開きます。折りたたまれているので、右側の矢印を押して広げてください。
  • 5. 中に「次の時間が経過後、画面の電源を切る」と「次の時間が経過後、デバイスをスリープ状態にする」という2つの項目があります。それぞれが時間を選ぶ形式になっています。
  • 6. 画面が消えるのを止めたいなら、前者の時間を長くします。必要なら「なし」も選べます。
  • 7. 選んだ時点で反映されます。保存ボタンや適用ボタンを押す必要はありません。

変えたあと、いちど席を離れて時間を過ぎさせてみてください。設定画面を閉じた直後に確認しようとしても、待たないと結果が分かりません。

「画面の電源を切る」と「スリープ」は何が違うのか

名前が似ているので、違いを表にします。

項目画面の電源を切るスリープ状態にする
消えるもの画面の表示だけパソコンの動作そのもの
裏で動いている処理続く止まる
戻し方マウスやキーを触るキーや電源ボタンを押す。設定によってはサインインが必要
長くしたときに増える消費画面のぶんパソコン全体のぶん

ここから、時間の決め方が出てきます。「画面の電源を切る」を「スリープ」より長い時間にしても意味がありません。スリープに入れば画面も一緒に消えるからです。順番としては、画面のほうを短く、スリープのほうを長く、という形にしておくと考え方が崩れません。

もうひとつ。ダウンロードや長い書き出しを回したまま離席する人は、画面ではなくスリープ側を見てください。画面が消えても処理は続きますが、スリープに入ると止まります。処理が終わっていない原因が、実はここだった、ということがあります。

ノートパソコンで項目が4つある場合

ノートパソコンだと、同じ画面に「バッテリー駆動時」と「電源接続時」で列が分かれていて、項目が合計4つ並びます。ここが見落とされやすいところです。

  • 1. 電源につないでいるときだけ消えるのが困る、という人は「電源接続時」の側を変えます。
  • 2. 外に持ち出したときだけ消えるのが困る、という人は「バッテリー駆動時」の側を変えます。
  • 3. どちらでも困るなら、両方変えます。片方だけ変えて「直っていない」となる原因の多くがこれです。

デスクトップパソコンの場合はバッテリーがないので、列が分かれず項目が2つだけになります。自分の画面に4つ並んでいるか2つ並んでいるかで、今どちらを見ているかが分かります。

変えたのに消えるときの切り分け順番

オンラインで学ぶ様子

設定は変えたのに、まだ消える。そのときは上から順に見てください。ひとつずつ潰すほうが早いです。

  • 1. スクリーンセーバー。画面が真っ暗ではなく何かが表示されるなら、まずここです。設定の検索欄に「スクリーン セーバー」と入れると設定画面が出ます。待ち時間と、再開時にサインインを求める設定があります。
  • 2. 電源プランの詳細設定。コントロールパネルの「電源オプション」から、使っているプランの「プラン設定の変更」、さらに「詳細な電源設定の変更」を開くと、ディスプレイやスリープの項目が別にあります。ここが設定アプリ側と食い違っていることがあります。
  • 3. 項目が灰色で選べない。会社から支給された端末や、学校のアカウントで使っている端末だと、管理側の設定で固定されていることがあります。この場合は手元では変えられないので、管理している人に聞くのが早いです。
  • 4. モニター本体の省電力。パソコン側ではなく、モニターのボタンを押して出るメニューの中に、信号が来ないときに電源を落とす設定が入っている機種があります。外付けのモニターを使っている人はここも候補です。
  • 5. アプリ側の事情。逆の症状として「消えてほしいのに消えない」があります。動画を再生しているときや、一部のアプリが動いているときは、消えないように押さえていることがあります。これは設定ではなくアプリの動作なので、閉じてから試してください。

この順番は、設定アプリで直る可能性が高い場所から並べています。1番と2番で直らなかった時点で、原因はWindowsの標準設定の外にある、と切り替えて考えるほうが早く終わります。

時間を長くしすぎないための考え方

「なし」にしてしまえば二度と消えません。ただ、それを選ぶ前に一度だけ考えておいたほうがいいことがあります。

ひとつは、席を外している間ずっと画面が点いたままになるということ。もうひとつは、画面が消えることをロック代わりに使っていた場合、それが無くなるということです。後者が気になる人は、画面が消える設定に頼るのをやめて、離席のたびに Windows キーと L キーでロックする、という形に切り替えるほうが確実です。消える時間はあくまで待ち時間なので、自分で鍵をかける動作の代わりにはなりません。

決め方としては、「自分が途中で手を止める最長の時間」を基準にすると考えやすいです。通話中にメモを取るのが止まる時間、資料を読んでいて手が止まる時間。そこより短いと消えて邪魔になり、そこより長ければ邪魔になりません。何分が正解、という数字は人によって違うので、自分の作業から決めてください。

この記事が向く人・向かない人

オンラインでつながる様子

向くのは、Windowsのパソコンを使っていて、作業中に画面が消えるのを自分で止めたい人です。設定アプリと電源プランのどちらを見るかで迷っていた人にも、順番として使えると思います。

向かないのは、MacやiPad、スマートフォンで同じことをしたい人です。画面の名前も場所も違うので、この手順はそのままでは当てはまりません。また、会社から支給された端末で項目が固定されている人も、この記事だけでは解決しません。管理している人に確認してください。

それから、「何分に設定するのが正解か」を知りたくて来た人にも、この記事は答えを持っていません。こちらで測った数値が無いので、目安の数字は出していません。出せるのは決め方までです。

まとめ

作業中に画面が消えるとき、どこの時間を変えればいいのか。答えは、設定の「システム」から「電源」を開いて、「画面とスリープ」の中にある「画面の電源を切る」の時間です。パソコンごと止まっているなら、その下の「スリープ状態にする」も一緒に変えます。ノートパソコンなら、電源接続時とバッテリー駆動時の両方を見ます。

それでも消えるなら、スクリーンセーバー、電源プランの詳細設定、管理側の固定、モニター本体の省電力、の順に見ていってください。設定アプリで直らない時点で、原因は別の場所にあると切り替えるのが早道です。

あわせて読みたい

まずは今日、設定の「電源」から「画面とスリープ」を開いて、自分の設定がいま何分になっているかだけ見てみてください。変えるかどうかは、その数字を見てから決めれば大丈夫です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました