在宅で仕事をしていると、パソコンの掃除をどれくらいの頻度でやればいいのか、はっきりした答えが見つからないまま時間が過ぎていきます。この記事が答えるのは、「実際に在宅で毎日パソコンを使っている人は、どれくらい掃除しているのか」という質問ひとつです。
先に結論を書きます。私は月に1回、エアダスターでホコリを飛ばすだけです。それ以上のことはしていません。分解して中を洗ったり、フィルターを外して掃除したり、パーツごとに拭いたりということは、今のところ一度もやっていません。
書いているのは、さとりといいます。元・調理師で飲食の現場に10年いて、そこからSNS運用代行のフリーランスとして独立した在宅ワーカーです。営業が苦手で、その苦手を埋めるために自動化を作っているような人間です。このブログでは、在宅ワークの作業環境について、実際に使っている道具を、選び方と使ってみた結果で書いています。売りは正直さで、買わなくてよかったものや、やらなくて済んでいることも、そのまま書くようにしています。
今回はその「やらなくて済んでいること」の側の話です。掃除で何かが劇的に良くなった、という記事ではありません。むしろ逆で、これだけしかやっていないけれど、今のところ困っていないという記録です。
私がやっている掃除は、月1回エアダスターだけです
もう一度、やっていることを正確に書きます。
- 頻度は月に1回
- やることはエアダスターでホコリを飛ばすこと
- それ以外の手入れはしていない
これで全部です。書き出してみると、あまりにも短くて、記事にする内容なのか一瞬迷いました。ただ、迷ったあとで考え直しました。私自身が「パソコンの掃除 頻度」で検索したときに知りたかったのは、正しいやり方の解説ではなくて、ほかの人が実際どれくらいやっているのかという一点だったからです。
解説記事は探せばいくらでも出てきます。けれど、それを読んだあとに残るのは「本当にみんなそこまでやっているのだろうか」という疑問のほうでした。だから今回は、模範解答ではなく実態のほうを書くことにしました。私の実態は、月1回エアダスターだけです。
私の環境(何を掃除している話なのか)
掃除の話は、対象がどんな機械なのかで前提が変わります。私が使っているのは自作のデスクトップPCで、中身は次のとおりです。
- CPU: AMD Ryzen 9 7900X(12コア24スレッド)
- メモリ: 64GB(32GBが2枚)
- ストレージ: Lexar SSD NM790 2TB が1枚(ハードディスクは付いていません)
- グラフィックボード: NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER
- OS: Windows 11 Home
この構成はコスパで選びました。今のところ不満は出ていません。デスクトップなので、ノートPCと違って中に空気が通る隙間が大きく、そのぶんホコリも入ります。つまり「ノートだから掃除がいらない」タイプの環境ではない、ということです。
それでも月1回で済ませています。
やっていないことを、先に全部書きます
この手の記事でいちばん誤解を生みやすいのは、「書いていないこと=やっている」と読まれてしまう部分だと思っています。なので、やっていないことを先にまとめて書きます。
- 分解清掃はしていません。ケースを開けてパーツを外し、個別に清掃するということはやっていません。
- フィルターの手入れはしていません。吸気口のフィルターを外して洗う、という工程は私の手入れに入っていません。
- 掃除の前後で何かを測っていません。温度も、ファンの音も、記録を取っていません。
3つ目がいちばん大事なところだと思っています。私は「掃除をしたから温度が下がった」「静かになった」と言える根拠を持っていません。測っていないからです。
体感で「なんとなく良くなった気がする」と書くことはできます。書けてしまいます。でもそれは、掃除をしたという事実と、その日の室温や作業内容が混ざった感想でしかありません。このブログでは、確かめた範囲でだけ良し悪しを書くと決めているので、ここは「分からない」と書いておきます。
効果が分からないまま続けている手入れがある、というのは、正直あまり格好のつく話ではありません。それでも、格好をつけて数字をでっち上げるよりはずっとましだと思っています。
なぜ月1回で止まっているのか

ここは正直に書きます。綿密に頻度を設計した結果ではありません。月1回でやってみて、困ることが起きていないので、そのまま続いているだけです。
在宅で仕事をしていると、パソコンは道具である前に、仕事が止まるかどうかの分かれ目になります。だから本当に不調が出ていたら、私はもっと頻繁に手を入れているはずなんです。手を入れていないというのは、少なくとも私の使い方と部屋では、そこまで急いで対処すべき症状が出ていない、ということだと受け取っています。
もっとも、これは「月1回が正しい頻度だ」という主張ではありません。私の環境で、私の使い方で、今のところ問題が起きていない、というだけの話です。ホコリの量は部屋によっても季節によっても違うはずなので、そのまま真似して大丈夫だとは言えません。
掃除より先に効いた変更が、別のところにあった
これは掃除とは直接関係のない話ですが、私にとっては同じ引き出しに入っている経験なので書いておきます。
2026年8月16日に、モニターの設定を見直しました。私はずっと「メインのモニターは144Hzで動いている」と思っていたのですが、実機を調べたら4枚とも60Hzで動いていました。144Hzが選べる状態だったのは、思っていたメインではなく、右側の1枚のほうでした。その1枚は60Hzから144Hzに変更しました。メインのほうは、使っていた解像度のままだと60Hzしか選べなかったので、解像度を下げて120Hzにしました。
何が言いたいかというと、私は自分の環境について、思い込みで把握していた部分があったということです。それも、毎日目に入っている画面の話でです。
掃除も同じ性質を持っていると思っています。中を開けて確認していない以上、私が「大丈夫だろう」と思っている状態が本当に大丈夫かどうかは、確かめていません。設定は見に行けば分かりましたが、掃除については私はまだ見に行っていない側にいます。だから、この記事は「月1回で十分ですよ」ではなく、「月1回しかやっていない人間がここにいます」という報告にとどめています。
掃除の話が、道具の記事として書きにくい理由
作業環境について書いていると、掃除やメンテナンスの話は書きにくい部類に入ります。理由ははっきりしていて、変化が数字にならないからです。
モニターを4枚にした話なら、画面を切り替えなくて済むようになった、という変化がはっきり出ます。椅子を替えた話なら、肩や腰の具合という手触りがあります(これも私は「緩和されたような気がする」までしか書いていません。はっきり治ったとは言い切れないからです)。
ところが掃除は、うまくいっているときほど何も起きません。何も起きないことが成功なので、書くことがなくなります。それで多くの記事が、代わりに一般論の解説で埋まっていくのだと思っています。
私はここを埋めないことにしました。埋めようとすると、「たしかにあの日から静かになった気がする」みたいな、それらしい場面を自分で作ってしまうからです。読んでも矛盾がないので、書いた本人以外には嘘だと分かりません。だから危ないのです。
これは自戒でもあります。私は記事を作る仕組みを自分で組んでいるのですが、2026年8月16日に、公開済みの記事の本文に、リンクを張るための指示書きがそのまま残っているものを1本見つけました。読者から見れば意味のない記号列が並んでいる状態でした。自分では気づいていないつもりで壊れているものは、実際に存在します。それを見つけたばかりだったので、余計に「分かっていない部分は分かっていないと書く」ほうへ振っています。
この記事は誰に向いていて、誰には向かないか

読む人をふるいにかけておきます。急かすためではなく、合わない人に無駄な時間を使わせないためです。
向いている人
- パソコンの掃除をどれくらいやるものなのか、ほかの人の実態を知りたい人
- 解説記事を読んで「そこまでやらないといけないのか」と身構えてしまった人
- 在宅ワークで毎日デスクトップPCを使っていて、今のところ不調は出ていない人
向いていない人
- すでに不調が出ている人。ファンの音が明らかに大きくなった、動作が重くなった、といった症状が出ているなら、この記事は役に立ちません。私は不調が出ていない状態の記録しか持っていないからです。
- 正しい掃除の手順を探している人。私は分解清掃もフィルターの手入れもやっていないので、手順を書けません。
- 掃除の効果を数字で知りたい人。温度もファンの回転数も測っていません。
2つ目と3つ目に当てはまる方は、この記事を閉じて、実際に測っている人の記事を探したほうが早いです。私が書けるのは頻度と方法だけで、それ以上のことは持っていません。
これから掃除の頻度を決める人が、まず見るとよさそうなところ
私の実態しか書けない以上、「こうしなさい」とは書けません。代わりに、頻度を決めるときに自分の状況として確かめられることを並べておきます。ここは一般論ではなく、私が自分の判断材料にしている範囲です。
- デスクトップかノートか。私はデスクトップです。ケースの中に空気が通るぶん、ホコリの入り口も多い前提で考えています。
- 部屋をどう使っているか。私の作業部屋は寝室と兼用です。生活している部屋にパソコンが置いてある、という前提は掃除の話に効いてくると思っています。
- 今、何か症状が出ているか。私は出ていません。出ていないから月1回で止まっています。逆に言えば、症状が出ている人は、頻度の話ではなく症状の話から入るべきだと思います。
3つ目を最後に置いたのは、これがいちばん実用的な分かれ目だからです。頻度を検索している時点で、多くの人はまだ困っていないはずです。困っていない人が、困っている人向けの手順を読んで身構えるのは、たぶん順番が違います。
やっていないことを書くと、記録として正確になる

このブログでは、買ったのに使っていない道具の話も書いてきました。たとえばモニターアームは、2026年7月に買い足した2種類を、付け替えるのが面倒でいまだに今の構成に入れていません。不具合があったわけでも、合わなかったわけでもありません。買っただけでは環境は変わらない、というだけの話です。
掃除の話も同じ位置にあります。やっていないことを書かないでいると、記録が「全部きちんとやっている人」のものになってしまうからです。
実際の私は、月1回エアダスターを吹くだけで、中を開けたこともなく、効果を測ったこともありません。パソコンの構成にはこだわって選んでいるのに、手入れはそれくらいです。この落差を隠すと、読む人にとっての参考にならなくなります。同じくらい適当にやっている人が「自分だけかもしれない」と思わずに済むほうが、たぶん役に立ちます。
ちなみに、道具そのものの選び方については、掃除よりずっと具体的に書けることがあります。椅子を替えたときも、モニターを増やしたときも、決め手になった条件があります。掃除だけは、決め手と呼べるものが今のところ無い、というのが正直なところです。
まとめ|在宅ワーカーの掃除の実態は、月1回エアダスターだけでした
最初の質問に答えます。「実際に在宅で毎日パソコンを使っている人は、どれくらい掃除しているのか」。私の場合は、月に1回、エアダスターでホコリを飛ばすだけです。
まとめると、こうなります。
- 頻度は月1回、方法はエアダスターのみ
- 分解清掃もフィルターの手入れもしていない
- 掃除で温度が下がったか、静かになったかは測っていないので分からない
- それで今のところ不調は出ていない。だから月1回のまま続いている
- ただしこれは私の環境と使い方での話で、正しい頻度の主張ではない
正直、もっと立派なことをやっている前提で書き始めたら、途中で手が止まったと思います。書けることが本当にこれだけしかなかったからです。それでも、少ないまま出すことにしました。掃除の記事に必要なのは、模範解答よりも「みんな実際どうしているのか」のほうだと思っているからです。
もし今、パソコンに何かしらの症状が出ているのなら、頻度の話は後回しにして、症状のほうから調べたほうが早いはずです。何も起きていないのなら、私と同じくらいの手入れでも、少なくとも私の環境では今のところ足りています。
作業環境は、掃除のような目に見えにくい部分より先に、決めるべきところがいくつもあります。私自身、道具は自分の作業から決めるようにしていて、そのほうが後悔が少なかったです。
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このブログでは、在宅ワークの作業環境について、実際に使っている道具を、買ってよかったものも必要なかったものも含めて書いています。道具選びで迷っているところがあれば、ほかの記事ものぞいてみてください。自分の作業から決めるための材料になれば嬉しいです。


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