寝室に仕事のデスクを置いている|生活の部屋と兼用でやっていること

寝室に仕事のデスクを置いている|生活の部屋と兼用でやっていること 作業環境

在宅ワークの作業場所を作ろうとしたとき、多くの人がまず突き当たるのが「仕事だけに使える部屋が無い」という現実だと思います。この記事は、その状態のまま実際に仕事をしている人間の記録です。

この記事で分かるのは、次の3つです。

  • 寝室と兼用の部屋で、私が実際にどういう環境を組んでいるか
  • 兼用でも動かせている部分と、そもそも確かめていない部分の区別
  • 専用の部屋が無いまま環境を決めるときに、私が何から考えたか

書いているのは、さとりといいます。もともと調理師で、飲食の現場に10年いました。そこからSNS運用代行のフリーランスとして独立して、いまは在宅で仕事をしています。営業が苦手で、その苦手を埋めるために自動化を作りはじめた、という経緯の人間です。

先に結論を書いておきます。私は寝室に仕事のデスクを置いていて、いまもそのまま続けています。専用の部屋を用意してから始めたわけではありません。そして、兼用にしたことで作業が回らなくなった、という事態は今のところ起きていません。ただしこれは「兼用でも大丈夫ですよ」という保証ではなくて、私の場合はこうなっている、という一例です。そのつもりで読んでいただけたらと思います。

寝室と兼用のまま、モニターを4枚置いています

まず、いまの部屋の状態から書きます。私の作業部屋は寝室と兼用です。寝る場所と仕事をする場所が同じ部屋にあります。

その部屋に、モニターを4枚置いています。メインがMSI、サブがASUSで、合計4枚です。4枚ともモニターアームに載せていて、アームは4本使っています。デスクは自作で、天板は800×1600、脚は前に使っていたデスクのものをそのまま使っています。パソコンは自作のデスクトップです。

これを書いていて自分でも思うのですが、「寝室と兼用だから最小構成にした」という話ではありません。兼用の部屋に、それなりの量の機材が入っています。「部屋が無いから机ひとつで我慢する」という方向には、結果的に行きませんでした。

この順番は、たぶん逆に見えると思います。普通は「専用の部屋があるからモニターを増やせる」と考えます。でも実際に起きたのは、部屋の用途を分けないまま、作業に必要なものを足していったら今の形になった、ということでした。部屋を分けるかどうかと、道具を揃えるかどうかは、別々に決められる話だったわけです。

「部屋が無いから」で止まらなくていい部分がある

在宅ワークの環境について調べていると、「まず作業専用の部屋を確保しましょう」という話をよく見かけます。それが理想なのは、たしかにそうだと思います。ただ、専用の部屋が用意できるかどうかは、住んでいる家の間取りでほぼ決まってしまいます。自分の努力でどうにかできる範囲の外側にあります。

そこで止まってしまうと、環境は何ひとつ変わらないまま時間だけが過ぎます。私は結果的に、部屋の話は保留にしたまま、机とモニターと椅子のほうを先に決めました。意識してそうしたというより、そちらしか動かせなかった、というのが正直なところです。

会議に生活音が入って困ったことは、いまのところありません

寝室兼用でいちばん心配されるのが、音の問題だと思います。オンライン会議中に生活音や家族の声が入るんじゃないか、という話です。

私の場合、会議に生活音や家族の声が入って困ったことは、いまのところありません。これは事実として書けます。

ただ、ここは正直に線を引いておきたいところです。「困ったことがない」というのは、「音が入らないことを確かめた」という意味ではありません。私は録音して検証したわけでも、相手に「今の聞こえてました?」と毎回確認しているわけでもありません。困った場面が発生していない、という結果を知っているだけです。

この差は、書き手としてはけっこう大きいと思っています。「兼用でも音は入りません」と書けば読み手には親切かもしれませんが、それは私が確かめていないことを断定することになります。部屋の構造も、住んでいる人数も、会議の時間帯も、人によって全部違います。私のところで問題が起きていないことは、あなたのところで起きない理由にはなりません。

なので書けるのは、ここまでです。兼用でやっていて、音で困った経験は今のところ無い。それ以上でも以下でもありません。

使っているマイクは、もともと別用途のものです

音まわりの話が出たので、使っている機材にも触れておきます。マイクはオーディオテクニカのAT2020、オーディオインターフェイスは同じくオーディオテクニカのAT-UMX3を使っています。

このマイクは、以前ゲーム実況をやっていたときに使っていたものです。実況はYouTubeで5年ほどやっていました。芽は出ませんでした。そのときに買ったマイクを、いまはオンライン会議で使っています。

寝室兼用の環境のために選んだマイクではありません。もともと手元にあったものが、そのまま今の用途に移っただけです。兼用の部屋だから特別な音響対策をした、という話は私には無くて、前からある機材をそのまま使っています。

照明は部屋のシーリングだけです

オンラインで学ぶ様子

兼用の部屋でもうひとつ話題になりやすいのが、照明です。仕事用の明かりと、生活の明かりを分けるかどうか。

私の場合は、部屋のシーリングライトだけです。デスクライトは使っていません。買っていません。

これは「デスクライトが不要だと結論した」というより、無いまま続いている、という状態に近いです。手元が暗くて作業にならない、という場面が来ていないので、買う理由が出てきていません。在宅ワークのデスク周りを紹介する記事ではデスクライトがほぼ必ず出てきますが、私の環境には入っていないものです。

このサイトでは、買わなくてよかったもの・必要にならなかったものもそのまま書くようにしています。デスクライトはいまのところ、その側にあります。

ちなみに、窓の光がモニターに映り込むかどうかについては、私はきちんと見ていません。なので、映り込みが起きる・起きないという話は書けません。寝室兼用だと、部屋の窓の位置は仕事の都合で決められないので、本来ここは確認しておくべきポイントだと思います。私はできていない、というのが現状です。

兼用で困る場面がゼロだったわけではありません

ここまで「困っていない」という話が続いたので、逆側も書いておきます。

いちばん分かりやすかったのは、2026年7月3日から5日にかけて、自動投稿が1本も出なかったことです。原因は、早朝にパソコンがスリープしていて、朝6時に走るはずの処理が動けなかったことでした。

これは厳密には部屋の話ではなくて、パソコンの電源設定の話です。ただ、寝ている部屋にパソコンがある、という状況とまったく無関係かというと、そうも言い切れないと思っています。生活の時間と機械が動いている時間が、同じ部屋の中で重なっているからです。

似たことは他にもありました。2026年8月6日にも、朝6時の投稿文の生成が動かず、その日のThreadsは朝と夕、Xは朝・昼・夕の投稿がまるごと出ませんでした。こちらの原因は生成に使っているAIの利用上限で、止まったこと自体に夜まで気づきませんでした。

止まったときにどう思ったかというと、正直、けっこう堪えました。出ていないことに気づくのが夜だったのが特に嫌でした。朝からずっと何も出ていない状態で1日が過ぎていた、というのが後から分かるのは、単純に気分が悪いです。その日は他の作業をしていて、うまく回っていると思い込んでいたので、なおさらでした。

いまは、投稿文を前夜のうちに翌日ぶんまで作っておいて、朝までに6回作り直しを試す形に変えています。

同じ部屋で寝ていることの、直接の影響までは分かっていません

正直に言うと、「同じ部屋で寝ているせいで仕事にこう影響した」という因果を、私は測れていません。

寝る場所と作業する場所が同じなので、切り替えがつきにくいのではないか、という話はよく聞きます。ただ、私はそれを比較できる状態にありません。専用の部屋で仕事をしていた時期があって、そこから兼用に変えた、という経緯なら比べられます。でも私はそうではないので、比較対象が手元にないんです。

なので、ここは分からないままにしておきます。兼用が集中に効いた・効かなかった、という判定は私には出せません。

兼用の部屋でも、道具のほうは普通に決めていけます

在宅ワークのデスク

ここが、この記事でいちばん書きたかったところかもしれません。

部屋を分けられないことと、道具を選べないことは、別の話です。私は寝室兼用のまま、椅子を替えましたし、モニターを4枚まで増やしましたし、デスクも自作しました。部屋の用途が決まっていないからといって、その中身まで手をつけられないわけではありませんでした。

椅子は、いまSYALENを使っています。それ以前は普通のデスクチェアでした。替えてから肩こりと腰痛が緩和されたような気がしていますが、はっきり治ったとまで言い切るつもりはありません。「気がする」以上のことは、正直よく分かりません。ただ、いまのところ椅子への不満は出ていません。

買い替えるときに見たのは、スペックと耐久性、それと価格とのつり合いでした。部屋が兼用かどうかは、椅子を選ぶときの判断材料には入っていません。座っている時間の長さのほうが効いてくる項目だからです。

キーボードはRazerのBlackWidow V3、マウスは同じくRazerのBasilisk V3、ヘッドセットはBlackShark V2 Proを使っています。この3つも、いまのところ不満は出ていません。実はこれらも、もとはゲーム実況のために買ったものです。実況用に買ったのは、カメラ・ヘッドセット・キーボード・マウス・オーディオインターフェースでした。それが結果的に、いまの仕事の道具になっています。

部屋の条件より、作業の中身のほうが先に来ました

モニターを4枚にして良かったのは、それぞれの画面に作業と確認をそのまま置いておけることでした。いちいち切り替えなくて済みます。ウィンドウ間のドラッグ&ドロップが楽なのも、複数枚にしてよかった点です。

困った点は、費用がかかることくらいでした。使い勝手の面での不満は出ていません。

この判断のときに考えていたのは「寝室にこれを置いていいのか」ではなくて、「自分の作業でこれが要るのか」でした。部屋の側から決めるのではなく、作業の側から決めたということになります。結果として、寝室に4枚のモニターが並ぶ環境になりました。

この順番が全員にとって正しいとは思いません。同居している人がいて、寝室の見た目や就寝時間に影響が出るなら、そちらの制約が先に来ると思います。私の場合は、そこで止まる理由が出てこなかったので、作業の側を優先しました。

昇降デスクは欲しいと思っていますが、理由は立ち作業ではありません

いま「そのうち欲しい」と思っているものが1つあります。昇降デスクです。

ただ、欲しい理由は立って作業したいからではありません。高さを変更したいだけです。ここは自分でもはっきりしていて、スタンディングで働きたいという願望は特にありません。

この理由の違いは、選ぶときにたぶん効いてきます。立ち作業が目的なら、昇降の速度や最大の高さが重要になります。高さを合わせたいだけなら、見る項目はもっと少なくて済むはずです。まだ買っていないので、実際にどう選ぶかはこれからです。機種も予算も決めていません。

兼用の部屋という条件も、ここには絡んできそうだと思っています。ただ、これは想像です。実際に置いてみるまでは分かりません。

専用の部屋が無い人が、先に決められること

オンラインでつながる様子

最後に、私が実際にやってきた順番をまとめます。「こうすべき」という話ではなく、こうなった、という記録として読んでください。

  • 部屋の用途は保留にした。寝室と兼用のまま始めて、いまも兼用のままです。分けられる見込みが無かったので、そこは考えないことにしました。
  • 座っている時間に効くものから替えた。椅子を普通のデスクチェアからSYALENに替えたのが、それにあたります。部屋が兼用かどうかとは無関係に決められる項目でした。
  • 作業の内容からモニターの枚数を決めた。切り替えの手間を減らしたかったので4枚になりました。部屋の広さから逆算したわけではありません。
  • もともと持っているものを、そのまま使った。マイクもキーボードもマウスも、ゲーム実況のときに買ったものです。兼用の環境のために買い足したものではありません。
  • 足りていないものは、足りていないままにした。デスクライトは買っていません。昇降デスクもまだです。困る場面が来ていないので、そのままにしています。

この並びを見ると、部屋の条件が判断に入ってきている場面が、実はほとんどありません。兼用かどうかは、思っていたほど道具の選び方を縛りませんでした。縛られていたのは主に、部屋を分けられるかどうかという、自分では動かせない部分だけでした。

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まとめ|兼用のまま、動かせるところから決めていきました

この記事で書いたことを整理します。

  • 私の作業部屋は寝室と兼用です。専用の部屋を用意してから始めたわけではありません。
  • その部屋に、モニター4枚・自作デスク・自作PCという構成が入っています。兼用だから最小構成にした、という話にはなりませんでした。
  • 会議に生活音や家族の声が入って困ったことは、いまのところありません。ただし、音が入らないことを確かめたわけではないので、静かだと断定はしません。
  • 照明は部屋のシーリングだけです。デスクライトは買っていません。窓の映り込みについては確認できていません。
  • 兼用が集中や切り替えにどう影響したかは、比較対象が無いので判定できていません。
  • 椅子・モニター・周辺機器は、部屋の条件ではなく作業の中身から決めました。

在宅ワークの環境の話は、どうしても「まず環境を整えましょう」から始まりがちです。ただ、整えられる部分と、そもそも自分では動かせない部分があります。部屋の間取りは後者です。

私の場合、動かせない部分は保留にして、動かせる部分から順に決めていきました。結果として、寝室にモニターが4枚並ぶ環境になりましたが、これは「兼用でもここまでできる」という主張ではありません。部屋の条件と道具の条件は、意外と切り離せた、というだけの話です。

もし今、専用の部屋が無いことを理由に環境づくりを止めているなら、いったんその部分を横に置いて、椅子なり画面なり、自分の作業に直接効くところから見てみるのも一つの手だと思います。私はそうやって、部屋を分けないまま今の形になりました。

このサイトでは、実際に使っている道具について、選び方と使ってみた結果を書いています。買って使わなかったものや、必要にならなかったものも、そのまま残すようにしています。他の記事もあわせて読んでいただけたら、判断の材料になるかもしれません。

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