解像度を上げるとリフレッシュレートが下がる|同じ1枚のグラフィックボードで、4枚のモニターが実際に出せた組み合わせ

解像度を上げるとリフレッシュレートが下がる|同じ1枚のグラフィックボードで、4枚のモニターが実際に出せた組み合わせ 作業環境

「4Kにしたら30Hzしか選べない」「144Hzのはずなのに60Hzになっている」。この記事は、その状態が自分の環境で実際にどうなっていたかを、設定画面で一つずつ確認して並べた記録です。

答える質問はひとつだけにします。同じ1枚のグラフィックボードにつないでいるモニターで、解像度を上げるとリフレッシュレートはどこまで落ちるのか。

結論を先に書きます。私のメインのモニターでは、3840×2160なら30Hzまで、2560×1440なら60Hzまで、1920×1080なら120Hzまででした。解像度を1段階上げるたびに、選べるリフレッシュレートの上限が下がっていきます。しかもこれは、グラフィックボードを変えたわけでも、ケーブルを挿し替えたわけでもなく、同じ1枚のアダプタにつないだ同じ1枚のモニターの話です。

書いているのは、さとりといいます。元は調理師で飲食の現場に10年いて、いまはSNS運用代行のフリーランスとして在宅で仕事をしています。このブログでは、実際に使っている作業環境の道具を、選び方と使ってみた結果で書いています。

先にお断りしておくと、この記事には「どのモニターがおすすめか」「144Hzにしたら快適か」といった評価は書きません。書くのは、2026年8月16日に自分の環境で確認した数字と、その組み合わせで起きたことだけです。理屈の説明も、自分で確かめていないものは書きません。

この記事で分かること

  • 同じモニター1枚で、解像度ごとに選べるリフレッシュレートがどう変わったか
  • 4枚のモニターが、それぞれ何Hzまで選べたか
  • 設定で直った1枚と、設定では直らなかった1枚があったこと
  • 接続方式が3種類混ざっていた構成の内訳
  • 私が確かめていないので、この記事に書けないこと

確認したときの環境

数字だけ並べても、どういう機械の上での話なのかが分からないと使いにくいと思うので、先に環境を書いておきます。すべて2026年8月16日時点の、私のPCの実機情報から取った値です。

項目内容
グラフィックボードNVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER
CPUAMD Ryzen 9 7900X(12コア24スレッド)
メモリ64GB(32GBを2枚)
ストレージLexar SSD NM790 2TB を1枚
OSWindows 11 Home
モニター4枚(MSI G274QPF E2 / ASUS VC239 が2枚 / ASUS VG258)

モニター4枚は、すべて同じ1枚のグラフィックボードから出しています。CPUに内蔵されているAMD Radeonのグラフィックスも認識はされていますが、そちらには画面がつながっていません(解像度が返ってきません)。つまり、これから書く上限の話は、全部この1枚のアダプタの上で起きていることです。

モニターの製造年は、MSI G274QPF E2 が2023年、ASUS VC239 が2017年と2019年、ASUS VG258 が2021年です。並べている4枚のうち、いちばん古いものと新しいもので6年ぶんの開きがあります。

メインの1枚で選べた組み合わせは3つだった

オンラインで学ぶ様子

いちばん知りたかったのは、メインで使っている MSI G274QPF E2 が何を出せるのかでした。設定画面で選べる組み合わせを全部見た結果が、これです。

解像度選べたリフレッシュレートの上限
3840×216030Hz
2560×144060Hz
1920×1080120Hz

解像度を上げるほど、上限が下がります。3840×2160では30Hzまでしか選べませんでした。「4Kにしたら30Hzしか出ない」という状態は、私の環境ではこの通りに起きています。

逆から見ると、1920×1080まで下げれば120Hzが選べました。つまりこの1枚は、120Hzを出す能力自体はあったということです。ただしそれは、解像度を下げたときだけの話でした。

なぜこの組み合わせになるのか、その理屈は私は確かめていません。ケーブルなのか、端子の規格なのか、モニター側なのか、切り分けをしていないからです。ここに書けるのは、私の環境の設定画面に実際に並んでいた選択肢だけです。

4枚とも60Hzで動いていた

この確認をすることになったきっかけを書いておきます。

私はずっと「メインの1枚だけ144Hz」で使っているつもりでした。ところが2026年8月16日に実機を調べたら、4枚とも60Hzで動いていました。メインも含めて、全部です。

しかも、144Hzが選べる状態だったのは、私が思っていたメインではなく、右側に置いてある1枚(ASUS VG258・1920×1080)のほうでした。思っていた場所と、実際に能力があった場所が、そもそも違っていたわけです。

このときに思ったのは、「設定を一度も見ていなかったのは自分だ」ということでした。買ったときのままの状態で、何年か使っていたことになります。仕様として何Hzまで出せるかを知っていても、いま何Hzで動いているかを見ていなければ、知らないのと同じでした。

設定で直った1枚と、直らなかった1枚

ここが、この記事でいちばん書いておきたかったところです。同じ日に同じ手順で確認したのに、結果が2種類に分かれました。

設定を変えるだけで直った1枚

右側の ASUS VG258(1920×1080)は、設定画面で選び直すだけで60Hzから144Hzになりました。このとき165Hzも選べる状態でした。解像度は変えていません。買ってからずっと60Hzで動いていただけで、選択肢は最初からそこにありました。

設定では直らなかった1枚

メインの MSI G274QPF E2 は、そうはいきませんでした。当時の解像度である2560×1440では、60Hzしか選べません。設定をどう触っても直りませんでした。

上の表のとおり、この1枚で120Hzを選ぶには、解像度を1920×1080まで下げる必要がありました。私は下げるほうを選んで、メインは1920×1080の120Hzになっています。

ここは、どちらが正しいという話ではないと思っています。解像度を取るか、リフレッシュレートを取るかで、同じ機械でも結論が変わるところだからです。私が下げたのは、4枚とも1920×1080に揃うほうが自分の使い方に合っていたからで、2560×1440のまま60Hzで使う選び方もあり得ます。

そもそも上限が60Hzだった2枚

残る ASUS VC239 の2枚(2017年製と2019年製)は、そもそも60Hzまでしか選べない機種でした。こちらは設定で直る・直らない以前の話で、選択肢が存在しません。

つまり私の4枚は、「見ていなかっただけの1枚」「解像度を下げれば上がる1枚」「そもそも上限が60Hzの2枚」の3種類に分かれていたことになります。同じPCにつないだ4枚で、原因が3通りありました。

いま4枚がどうなっているか

動画編集の作業画面

2026年8月16日の作業を終えた時点の状態です。

機種製造年解像度リフレッシュレート
MSI G274QPF E2(メイン)2023年1920×1080120Hz
ASUS VG258(右側)2021年1920×1080144Hz
ASUS VC2392019年1920×108060Hz
ASUS VC2392017年1920×108060Hz

この日の昼までは、メインだけが2560×1440で、残る3枚が1920×1080でした。メインの解像度を下げたことで、いまは4枚とも1920×1080で揃っています。

リフレッシュレートのほうは揃っていません。120Hz・144Hz・60Hz・60Hzが、同じ机の上に並んでいます。揃えられる範囲で揃えた結果がこれ、という状態です。

接続方式は3種類混ざっている

解像度とリフレッシュレートの話をするときに、接続の話も一緒に出てくることが多いので、私の構成も書いておきます。

Windowsが返した内訳は、HDMIが1枚、DVIが2枚、DisplayPortが1枚でした。4枚のモニターに対して、接続方式が3種類混ざっています。これで4枚とも問題なく映っています。

ただし、どのモニターがどの方式でつながっているかまでは、私は突き合わせていません。返ってきたのは枚数の内訳だけです。だから「DVIだから60Hz止まりだった」といった因果関係は、この記事では書けません。書けるのは、3種類が混ざった状態で4枚が出ている、という事実までです。

この記事に書けないこと

正直に書いておきます。確かめていないので書けないことが、いくつもあります。

  • なぜ解像度を上げると上限が下がるのか、その仕組み。切り分けをしていません。
  • ケーブルを替えたら結果が変わるのかどうか。試していません。
  • どのモニターがどの接続方式なのか。枚数の内訳しか取っていません。
  • 120Hzや144Hzにして作業がどう変わったか。ここは評価になるので、この記事では書きません。
  • 他の機種でも同じ結果になるかどうか。私が持っているのは、この4枚だけです。

ここを埋めようとすると、それらしい説明を自分で作ってしまうことになります。もっともらしい理由は、読んでも間違いだと分からないので、いちばん危ないと思っています。だから空けたまま出します。

なお、製品の仕様や選べる解像度は機種と環境によって変わります。ここに書いた値は2026年8月16日時点の私の実機のもので、最新の仕様はメーカーの公式情報でご確認ください。

この記事が向く人・向かない人

オンラインでつながる様子

向いているのは、「4Kにしたら30Hzしか選べない」「144Hzのはずなのに60Hzになっている」という状態を、実際に起きた例で確認したい方です。私の4枚では、その両方が同時に起きていました。

向いていないのは、原因の仕組みまで知りたい方です。上に書いたとおり、私は切り分けをしていないので、理屈の説明はできません。仕組みを知りたい場合は、お使いのモニターとグラフィックボードの公式仕様を当たったほうが確実です。

また、「どのモニターを買えばいいか」を探している方にも、この記事は答えられません。ここにあるのは、すでに持っている4枚を確認した記録だけです。

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まとめ

最初の質問に答えます。同じ1枚のグラフィックボードにつないでいるモニターで、解像度を上げるとリフレッシュレートはどこまで落ちるのか。

私のメインのモニター(MSI G274QPF E2)では、3840×2160で30Hzまで、2560×1440で60Hzまで、1920×1080で120Hzまででした。1段階上げるごとに、選べる上限が下がっています。2560×1440のままでは、設定をどう触っても60Hzより上にはできませんでした。

そして、同じPCにつないだ4枚のうち、1枚は設定を選び直すだけで144Hzになり、2枚はそもそも60Hzが上限の機種でした。原因が1つではなかった、というのがこの日いちばん意外だったところです。

もし「思っていた数字で動いているはず」の画面があるなら、一度ディスプレイの詳細設定を開いて、いま実際に何Hzで動いているかと、解像度ごとに何が選べるかを見てみてください。私の場合は、4枚とも思っていたのと違いました。設定を見るまで、それに気づけませんでした。

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