この記事が答える質問は、ひとつです。デスクを自作すると、いくらかかるのか。
先に結論を書きます。私の場合は、天板が約6,000円、塗装に使ったペイントとクリアで約12,000円、合わせて約18,000円でした。脚は前に使っていたデスクのものをそのまま使ったので、そこには費用がかかっていません。
そして、この記事でいちばん書きたいのはここです。天板よりも、塗料のほうが高くつきました。約6,000円に対して約12,000円。倍です。自作を考えていたとき、私が値段を調べていたのは天板のほうだけでした。
書いているのは、さとりといいます。元・調理師で、飲食の現場に10年いました。そこからSNS運用代行のフリーランスとして独立して、いまは在宅で仕事をしています。このブログでは、実際に自分が使っている作業環境の道具を、選び方と使ってみた結果で書いています。買わなくてよかったもの、必要なかったものも、そのまま書くようにしています。
なお、ここに書く金額は2026年8月時点で、私が自分の買い物として覚えている範囲の目安です。どれも「〜くらい」という記憶なので、記事の中でも「約」を外していません。木材も塗料も、店や時期やサイズで値段は変わります。実際に買う前には、ご自身が買うお店の価格を必ず確認してください。
かかった費用の内訳
まず、数字だけ並べます。
- 天板(集成材):約6,000円
- ペイントとクリア(塗料):約12,000円
- 脚:0円(前に使っていたデスクのものを流用)
- 合計:約18,000円
天板のサイズは 800 x 1600 です。単位はミリメートルのつもりで書いています。奥行き800、幅1600の板を1枚、というのが私のデスクの本体です。
この内訳を書き出してみると、自分でも改めて妙な形をしているなと思います。本体である板より、その板に塗ったもののほうが2倍高い。買い物としては、あまり見ない比率だと思います。
塗料のほうが高かった、という話
自作を考えはじめたとき、私が調べていたのは天板の値段でした。どのくらいの厚みで、どのくらいのサイズだと、いくらなのか。そこばかり見ていました。
実際に買い揃えてみたら、ペイントとクリアで約12,000円かかりました。天板の倍です。正直、ここは想定していませんでした。木の板を買って、脚をつけて、それで終わりくらいの感覚でいたからです。
木材だけ調べて予算を組むと、この部分が丸ごと抜け落ちます。もし私と同じように「デスクを自作したらいくらか」を調べている途中の方がいたら、天板の値段を見た時点では、まだ予算の3分の1しか見えていない可能性があるとだけ、お伝えしておきたいです。少なくとも私のケースはそうでした。
どんな塗料をどう塗ったか、何回塗ったか、といった作業の中身については、この記事では書きません。記録が残っておらず、あとから思い出して書けるほど覚えていないからです。書けるのは、かかった金額までです。ここを埋めようとすると、それらしい手順を作文することになるので、書かないままにしておきます。
安く上げるために自作したわけではない

ここは、はっきり書いておきたいところです。
費用の内訳を先に出したので、「安く済ませるために自作した人の話」に見えるかもしれません。でも、違います。
私が自作を選んだ理由は、既製品に無いサイズを作れることです。800 x 1600 という寸法が欲しかった。それが自作の動機です。
費用を抑えたのは、脚の部分だけです。前に使っていたデスクの脚をそのまま流用しました。これは費用を抑えるためで、気に入っていたからでも、買いに行くのが面倒だったからでもありません。板は新しく買って、脚は前のものを使った。理由は単純に、そのほうが安く済むからです。
つまり私の中では、「どういうデスクが欲しいか」と「どこで費用を削るか」が別々の判断として動いていました。サイズは譲らない。脚は前のものでいい。この2つが同時にあった結果が、約18,000円という数字です。
ここを混ぜて「安いから自作しました」と書いてしまうと、読む人の判断がずれます。安さを目的に自作すると、たぶん報われません。私の場合で言えば、塗料に約12,000円かかっている時点で、それは「削るための選択」の形をしていないからです。
自作は誰に向いていて、誰には向かないか
ここまで書いた内容から、向き不向きを整理します。急かすつもりはないので、当てはまらない方は読み飛ばしてください。
向いていると思う人
- 既製品のサイズが、どうしても自分の作業に合わない人。私はここでした。
- 置きたいものが決まっていて、必要な奥行きと幅が自分の中で出ている人。
- 塗装を含めた金額を見たうえで、それでも作りたいと思える人。
向かないと思う人
- 安く上げることが目的の人。私の内訳を見ればわかる通り、塗料の分で膨らみます。
- 既製品でちょうどいいサイズが見つかっている人。それなら買ったほうが早いです。
- 作る時間そのものを負担に感じる人。木を買って塗って乾かす時間は、当然かかります。
私は在宅で仕事をしていて、モニターを4枚並べています。その4枚を載せるという前提があったので、幅と奥行きの条件が先に決まっていました。条件が先にあったから自作になったという順番です。逆に、条件が特にないのであれば、自作を選ぶ理由もそれほど無いと思います。
予算を見積もるときの順番

もし私がもう一度同じことをやるなら、この順番で数えます。自分の失敗を裏返しただけの順番です。
- 先に寸法を決める。何を載せるかから逆算して、奥行きと幅を出す。ここが決まらないと、そもそも板が選べません。
- 天板の値段を調べる。私は約6,000円でした。ここまでは、たいていの人がやると思います。
- 塗料の値段も、同じタイミングで調べる。ここが抜けやすいです。私は約12,000円かかりました。天板より高い可能性を、最初から予算に入れておくということです。
- 脚を、新しく買うか流用するかを決める。私は流用して0円にしました。ここは削れる場所です。
この4つを足した数字が、自作の見積もりになります。私の場合は約18,000円でした。繰り返しになりますが、これは2026年8月時点の、私の買い物の記憶です。同じものを同じ値段で買えるとは限りません。
逆に言えば、この4つのうち3番を飛ばした見積もりは、かなり甘い数字になります。私は飛ばしていました。
実際に使ってみて、どう思っているか
約18,000円かけて作った天板を、いまも使っています。800 x 1600 の板の上に、モニターを4枚並べています。4枚はそれぞれモニターアームに載せているので、板の上に置いているのはアームの根元だけです。
サイズについての不満は、いまのところ出ていません。ただ、これは「自作したから満足している」のか「たまたま寸法が合っていた」のかは、正直よく分かりません。比較対象が無いからです。同じサイズの既製品を買って並べたわけではないので、どちらが良かったかは検証できていません。
書けるのは、必要だったサイズの板が手に入って、そこに困っていない、という事実までです。ここから先を「自作は最高です」に膨らませることはできます。でも、それは確かめた話ではないので書きません。
ひとつだけ、いま思っていることを書くなら、昇降デスクはそのうち欲しいと思っています。ただし、立って作業したいからではありません。高さを変えられるようにしたい、というだけの理由です。いまの自作デスクは高さが固定なので、そこは変えられません。これは自作の欠点というより、脚を流用した結果として当然そうなる、というだけの話です。
この記事で言えること、言えないこと

最後に、境界線を書いておきます。このブログの売りは正直さなので、書けない部分は書けないと明示しておきたいからです。
この記事で言えること
- 私の自作デスクにかかった金額は、天板約6,000円、塗料約12,000円、合計約18,000円だった。
- 脚は前のデスクから流用したので0円で、その理由は費用を抑えるためだった。
- 自作を選んだ理由そのものは、費用ではなくサイズ(800 x 1600)だった。
この記事では言えないこと
- どの塗料を選んだか、何回塗ったか。記録が無いので書けません。
- どこで買ったか、どのメーカーの何を買ったか。同じく残していません。
- 自作と既製品のどちらが良かったか。既製品を買っていないので比べられません。
金額だけの話で終わってしまうのは、記事としては物足りないかもしれません。でも、覚えていないことをそれらしく書き足すと、それはもう私の記録ではなくなります。数字が出せる部分だけを出して、あとは分からないと書くほうが、読む人の役に立つと思っています。
まとめ|デスクを自作するといくらかかったか
最初の質問に答えます。
私の場合、デスクの自作にかかったのは約18,000円でした。内訳は集成材の天板が約6,000円、ペイントとクリアで約12,000円、脚は前のデスクから流用したので0円です。天板より塗料のほうが2倍高い、という比率になりました。
そして、この金額は「安く上げた結果」ではありません。私が自作を選んだのは、800 x 1600 という既製品に無いサイズが欲しかったからです。費用を抑える判断をしたのは脚の部分だけでした。
だから、自作を検討している方にお伝えしたいのは、「安いかどうか」ではなく「そのサイズが要るかどうか」から決めたほうがいいということです。サイズの条件が先にあるなら、自作は選択肢になります。条件が特に無いなら、既製品を探すほうが早いと思います。
金額の目安については、2026年8月時点の私の買い物の記憶です。木材も塗料も価格は変わりますので、実際に買うときは、ご自身が使うお店の価格を確認してください。
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- デスクを自作した理由と、既製品と迷ったところ|4枚モニターを載せるまでに考えたこと
- デスクを自作するときに決めたこと|天板と脚をどう選んだか
- デスクの奥行きはどれくらい要るか|自作して分かった寸法の決め方
作業環境の道具については、これからも実際に使ったものと、使わなかったものの両方を書いていきます。買った金額と、その内訳がどうなっていたかまで含めて残していくつもりなので、同じように自分の作業環境を決めようとしている方は、他の記事も覗いてみてください。


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