この記事が答える質問は、ひとつだけです。在宅ワークのパソコンに、SSD 2TBは足りるのか。
先に結論を書きます。私の場合は、2TBを1枚だけ積んで、ハードディスクは付けずに足りています。ただしこれは「2TBあれば誰でも足りる」という話ではありません。私がやっている作業の中身が、たまたま容量をあまり食わないというだけです。もし動画編集のようなことをするなら、2TBでは物足りないかもしれない、とは思っています。これは実際に足りなくなった話ではなく、私の見立てです。
書いているのは、さとりといいます。飲食の現場に10年いた元調理師で、そこからSNS運用代行のフリーランスとして独立した在宅ワーカーです。いまは自作のデスクトップに4枚のモニターをつないで、毎日そこで仕事をしています。このブログでは、実際に使っている道具を、選び方と使ってみた結果で書いています。買わなくてよかったものや、買ったのに使っていないものも、そのまま書きます。
この記事で分かるのは、次のことです。
- 私が実際に積んでいるストレージの構成(1枚だけ・HDDなし)
- 2TBで足りている理由が、容量の大きさではなく作業の中身にあること
- 足りなくなりそうな場面として、私が想定していること
- 「何TBがいいか」ではなく「自分の作業から決める」ための順番
先にひとつ、正直に断っておきます。私は自分のSSDの使用率を測っていません。だから「いま何GB使っている」という数字はこの記事に出てきません。測っていないものを、それらしい数字にして書くことはしません。ここで書けるのは、構成と、足りているという実感と、その理由までです。
私が積んでいるストレージの中身
まず現物を書きます。2026年8月時点の、私の作業用パソコンの構成です。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| ストレージ | Lexar SSD NM790 2TB を1枚 |
| ハードディスク | なし(付けていない) |
| CPU | AMD Ryzen 9 7900X(12コア24スレッド) |
| メモリ | 64GB(32GBを2枚) |
| グラフィックボード | NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
| OS | Windows 11 Home |
パソコンは自作のデスクトップです。この構成はコスパで選びました。何と比べてコスパがいいと判断したかまでは、正直あまり厳密に記録していません。ただ、組んでから今まで、ストレージまわりで不満が出たことはありません。
注目してほしいのは、2TBが1枚だけで、ハードディスクを足していないところです。よく「SSDにOSとソフト、HDDにデータ」という組み方がありますが、私はそれをやっていません。全部この1枚に入っています。
そして、それで困っていません。ここが今日の話の中心です。
2TBで足りているのは、容量が大きいからではありません
2TBというのは、数字としては十分に大きく見えます。でも私が足りている理由は、たぶん容量の大きさそのものではありません。私の作業が、大きいファイルをローカルに積み上げていく種類のものではないからです。
私が業務委託でやっているのは、インスタグラムの運用代行とMEOの運用代行です。実際の作業は、企画と台本の作成、編集の指示、投稿作業、月次の分析。ここで自分の手元に生まれるのは、テキストと表と画像が中心です。テキストと表は、どれだけ量が増えても、容量としてはたかが知れています。
自社のほうでやっていることも似ています。ThreadsとXへの自動投稿を組んでいて、毎朝AIが投稿文をまとめて生成し、テキストで保存する。投稿スクリプトはそれを読んで投げるだけです。生成されるのはテキストファイルですから、これも容量を食いません。記事を書く仕組みも同じで、出てくるのは文章です。
つまり私の1日は、容量ではなく回数で増えていく作業でできています。ファイルの数は増えますが、1個あたりが軽い。だから2TBが減っていく速度が遅いのだと思います。
逆に言えば、ここが違う人は、同じ2TBでもまったく違う結果になります。「2TBで足りますか」という質問に、誰にでも通じる答えが無いのはそのためです。
容量が減る速さは、作業の種類でまるで変わる
ざっくり分けると、こういうことだと思っています。
- テキスト・表・スクリプト中心:本数が増えても容量はほとんど動かない
- 画像中心:それなりに増えるが、1枚あたりは軽い
- 動画中心:素材と書き出しの両方が積み上がるので、桁が変わる
私はいま、上の2つに寄っています。だから足りている。それだけの話です。
足りなくなりそうだと私が思っている場面

ここは正直に、実際に起きたことではなく、私の見立てだと書いておきます。足りなくなって困った経験は、まだありません。
それでも「これをやり始めたら2TBでは物足りないかもしれない」と思っている作業があります。動画編集です。
そう思う根拠は、自分の過去の作業の実感からです。私は独立初期にクラウドソーシングで動画編集の案件をやっていました。1本4,000円から10,000円くらいで、動画の尺によって金額が変わる仕事です。あのとき扱っていたのは、撮影された素材と、書き出したファイルの両方でした。ひとつの案件で、素材と中間ファイルと完成品が同時に手元にある状態になります。テキストを1本作るのとは、増え方がまるで違います。
いまは動画編集を主業務にしていないので、この重さが私のパソコンにかかっていません。もし戻すなら、2TBの1枚だけという構成は考え直すと思います。
ただし繰り返しますが、これはやってみて足りなくなった話ではありません。「動画編集をしたら2TBは足りない」と断言できるだけの実測を、私は持っていません。持っているのは、扱うファイルの大きさが桁で違う、という感覚だけです。
ストレージを1枚にしていることの、実際のところ
私の構成は、SSDが1枚でハードディスクなしです。これについて、良かったと思っていることと、そうでもないことを分けて書きます。
良かったと思っていること
いちばんは、置き場所を考えなくていいことです。ドライブが1つしかないので、「これはどっちに保存するんだったか」という判断が発生しません。分けていないから迷わない。地味ですが、毎日のことなので効きます。
もうひとつは、掃除の対象が少ないことです。私はパソコンの掃除を、月に1回エアダスターでホコリを飛ばすくらいしかやっていません。中身のドライブが少ないほうが、物理的にも構成としても、気にかけることが減ります。
そうでもないこと
1枚しかないということは、そこにしか無いということでもあります。私の作業用のファイルはGoogleドライブ側にも置いているので、全部が手元だけにあるわけではありません。それでも、ローカルのストレージが1枚だけという構成は、余裕のある作りではないと思っています。
ここは「私はこうしている」であって、「こうすべき」ではありません。今のところ問題が起きていないだけです。
「何TBがいいか」ではなく、自分の作業から決める

ここが、この記事でいちばん書きたかったところです。
ストレージの容量を調べると、たいてい「動画編集なら4TB」「事務作業なら1TBで十分」といった目安が出てきます。それ自体は間違っていないと思いますが、その目安が自分に当てはまるかどうかは、自分の作業を見ないと分かりません。
私が勧めたいのは、次の順番です。
- いま実際に手元へ保存しているファイルの種類を数える。テキストか、画像か、動画か。どれが一番多いか。
- そのファイルが、1件あたりどれくらい増えるかを見る。本数ではなく大きさです。
- 1年でどれくらい積み上がるかを、ざっくり出す。正確でなくていいです。桁が分かれば十分です。
- 今のパソコンの空き容量が、その何年ぶんかを見る。ここで初めて「足りる/足りない」が言えます。
この順番の何が良いかというと、他人の目安を借りずに済むことです。私が「2TBで足りている」と言っても、あなたが動画を毎週書き出す人なら、その一文はまったく参考になりません。逆に、私と似た作業をしている人なら、私の構成はそのまま参考になるはずです。
私自身、正直に言えばこの計算を厳密にやったわけではありません。だから使用率の数字を書けないのです。それでも、自分の作業の中身が「テキストと表と画像が中心」だと分かっているから、足りている理由の説明はできます。数字が無くても、種類が分かっていれば判断はできる、というのが私の実感です。
私が失敗しがちなのは、容量より「決めたことを忘れる」ほう
ストレージの話から少しずれますが、道具の判断について、正直に書いておきたいことがあります。
私は道具を買ったのに使っていないことがあります。モニターアームを2種類、2026年7月に買いました。ACCURTEKのロングポールのものと、suptekのシングルアームを2個です。どちらも不具合があったわけでも、合わなかったわけでもありません。付け替えるのが面倒で、今の構成に入れていないだけです。買っただけでは環境は変わらない、というだけの話でした。
ストレージも同じ性質を持っていると思っています。容量を足せば安心になるかというと、たぶんならない。足りなくなる原因は容量ではなく、何をどこに置くかを決めていないことのほうが多い気がします。少なくとも私の場合、1枚しかないから迷わずに済んでいる、という側面はあります。
だから「とりあえず大きいのを買っておけば安心」という買い方を、私はあまり勧めません。大きさで解決するのは、大きさが原因だったときだけです。
この記事の考え方が向く人と、向かない人

ここははっきり分けて書きます。
向く人
- 作業の中身がテキスト・表・画像中心の在宅ワークをしている人
- ドライブを分けずに、迷いを減らしたい人
- 「みんなが言う目安」ではなく、自分の作業から決めたい人
向かない人
- 動画を日常的に扱う人。私の構成は参考になりません。素材と書き出しが同時に手元にある前提で考えたほうがいいと思います。
- 撮影データを長期で手元に残す仕事の人。増える一方の作業に、1枚構成は向いていないはずです。
- ローカルにしか無い状態を避けたい人。私は1枚でやっていますが、これは余裕のある作りではありません。
この記事は、私と似た作業をしている人にだけ当てはまります。そこを飛ばして「2TBで足りるらしい」とだけ持ち帰られると、たぶん外します。
まとめ:在宅ワークにSSD 2TBは足りるのか
最初の質問に答えます。
私の使い方では、SSD 2TBを1枚、ハードディスクなしで足りています。Lexar SSD NM790の2TBが1枚だけという構成で、2026年8月時点まで容量で困ったことはありません。
ただし、足りている理由は容量の大きさではなく、私の作業がテキストと表と画像を中心にした、容量ではなく回数で増えていく種類のものだからです。動画編集のようなことをするなら物足りないかもしれないとは思っていますが、これは実際に足りなくなった経験ではなく、私の見立てです。
そして、私は自分のSSDの使用率を測っていません。だからこの記事には空き容量の数字が出てきません。測っていないことを、それらしく書かないという判断です。
容量を決めるときに見るべきなのは、他人が使っている数字ではなく、自分が毎日どんな種類のファイルを手元に増やしているか、だと思っています。そこが分かれば、2TBで足りるかどうかは自分で答えが出せます。
なお、この記事に出てくる製品の仕様や価格は2026年8月時点で私が把握している範囲のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
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もしいま、パソコンの構成で迷っているなら、まず自分の作業で一番多いファイルの種類を1つだけ確かめてみてください。容量の話は、そこから先の話です。このブログでは他にも、実際に使っている道具の選び方と結果を書いています。よければ他の記事も読んでみてください。


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