「モニターを4枚にしたいけれど、アームは何本買えばいいのか」で止まっている方向けの記事です。結論から書くと、私の机はモニター4枚をアーム4本ぶんで載せています。ただし買った製品の数は3台です。2画面用のデュアルアームが1台と、1画面用のシングルアームが2台。合わせて4枚ぶんの腕になっている、という数え方になります。
書いているのは、さとりといいます。飲食の現場に10年いて、そこからSNS運用代行のフリーランスとして独立した在宅ワーカーです。このブログでは、実際に自分が使っている道具だけを、選び方と使ってみた結果で書いています。買わなくてよかったもの、買ったのに使っていないものもそのまま書きます。この記事にも、買ったのに今の机に入っていないアームの話が出てきます。
この記事で分かるのは、次のことです。
- 4枚をアームで並べるとき、本数をどう数えるか
- 「1本で4枚」ではなく、うちが分けている理由
- 机への固定方法(クランプ式とグロメット式)で先に見ておく場所
- 買ったのに使っていないアームが3本ある、という現実の話
- これから組む人が、どの順番で決めると迷いにくいか
先に結論:4枚を「デュアル1台+シングル2台」で載せています
いま机に付いているアームの内訳は、次のとおりです。
- 2画面用のデュアルアーム 1台(クランプ式、VESA100x100対応)
- 1画面用のシングルアーム 1台(VESA 75×75 と 100×100 の両対応)
- 1画面用のアーム 1台(水平多関節のタイプ。グロメット式とクランプ式の両方に対応)
これで2枚+1枚+1枚、合計4枚です。載せているモニターは、メインがMSI、サブがASUSで、製造年は2017年から2023年までばらけています。同じ時期に揃えたセットではありません。
ここが最初に伝えたいところなのですが、4枚だからといって「4画面対応」とうたわれた1台を買う必要はありませんでした。手元にあるのはデュアル1台とシングル2台という、ばらばらの構成です。それでも4枚は問題なく並んでいます。
一度に4枚ぶんを揃えたわけではありません
いま使っている3台は、買った時期がまるごと違います。デュアルのアームが2021年11月、シングルのうち1台が2023年6月、もう1台が2024年3月です。2年半かけて、1台ずつ増えていった形になります。
これは計画的にそうしたというより、モニターが増えるタイミングでアームも足していったら結果的にこうなった、という話です。ただ、振り返ってみると、この増え方には利点がありました。その時点で机にある画面の枚数と重さに合わせて選べるということです。
先に4枚ぶんのアームを一気に買ってしまうと、まだ載せる画面が2枚しかない時期に、使わない腕が2本ぶら下がることになります。しかも、あとから追加する画面のサイズや重さは、その時点では決まっていないことが多いはずです。私の場合も、2021年に買ったときは、2023年や2024年に何を載せることになるかは分かっていませんでした。
なので、これから4枚を目指す方にも、いま載せる枚数ぶんだけ買って、増えたら足すという順番をおすすめしたいです。少なくとも私の机は、その順番でも困りませんでした。
「1台で4画面」より、分けたほうが融通は利きます

4画面対応をうたう製品は世の中にありますが、私の机は結果的に「分ける」形に落ち着きました。分かれていることで良かったと感じているのは、次の点です。
- 1枚だけ位置を変えたいときに、他の3枚を巻き込まない
- 画面を1枚入れ替えるとき、その1枚ぶんのアームだけ考えればいい
- 机の端と真ん中で、固定方法を変えられる
逆に、支柱が1本にまとまっているタイプだと、支柱の位置が机の中で1か所に決まります。これは悪いことばかりではなく、机の縁の1か所だけで済むという良さもあります。ただ、4枚を横に広く展開したい場合は、固定点が1か所に集中するぶん、腕を長く伸ばすことになります。
ちなみに、私が4枚にしていちばん良かったと感じているのは、各モニターにそれぞれの作業や確認画面を置けるので、いちいち画面を切り替えなくて済むことです。ウィンドウ間のドラッグ&ドロップが楽なのも、複数枚にしてよかった点でした。困った点は、費用がかかることくらいで、使い勝手の面での不満は今のところ出ていません。
机への固定方法は、買う前に見る場所が決まっています
アームの固定方法には、大きく2つあります。手元の3台も、この2つのどちらか、または両対応です。
- クランプ式:机の縁を挟んで固定する方式。天板に穴を開けなくていい
- グロメット式:天板に開いた穴(またはこれから開ける穴)を通して固定する方式
手元では、2021年に買ったデュアルがクランプ式、2024年に買った1台がグロメット式とクランプ式の両対応です。両対応の製品は、あとで机を変えたときに選び直せるので、迷ったときの安全側になります。
4枚ぶんを並べるときに効いてくるのは、挟める場所が机の縁にどれだけ残っているかです。クランプ式は縁を挟むので、その縁が空いていないと付きません。うちの机は自作なので天板の条件は自分で決められましたが、既製品の机を使う場合は、裏側に補強の桟があったり、引き出しが付いていたりして、挟めない位置が出てきます。
ここは製品ページのスペックだけでは分からない部分なので、買う前に机側を見ておくところだと思います。具体的には次の3点です。
- 天板の厚みが、その製品の対応範囲に入っているか
- 挟みたい位置の裏側に、桟や引き出しなど邪魔になるものが無いか
- 4本ぶん挟むとして、縁の長さが足りるか(腕が隣とぶつからないか)
VESAの穴は、画面側とアーム側の両方を見ます
アームとモニターをつなぐ規格がVESAです。ネジ穴の間隔がミリで決まっていて、代表的なのが75×75と100×100です。
手元のアームは、100×100だけに対応しているものと、75×75と100×100の両方に対応しているものが混ざっています。4枚を別々のアームで載せる場合、画面ごとに穴の間隔が違う可能性があるので、アーム側が両対応かどうかは見ておいたほうが安全です。うちのモニターは製造年が2017年から2023年までばらけているので、同じ世代で揃った机ではありません。
もうひとつ、対応インチの範囲も製品ごとに決まっています。ここは「大きすぎないか」だけでなく、小さすぎないかも見る場所です。対応の下限を下回る画面を載せると、それはそれで想定の外になります。4枚のうち1枚だけ小さい、という組み合わせは珍しくないので、増設ぶんを買うときこそ確認する場所だと思っています。
買ったのに、今の机に入っていないアームが3本あります

ここが、この記事でいちばん書いておきたかったところです。
私は2026年7月に、ロングポールタイプのアームを1本と、支柱に取り付けるタイプのシングルアームを2個、追加で買っています。合計3本です。そしてそのどれも、今の机には入っていません。
理由は、不具合があったからでも、サイズが合わなかったからでもありません。付け替えるのが面倒で、今の構成のままになっている、というだけです。今の4枚はすでに問題なく並んでいて、動かす理由が特に無い。それで7月に買ったものが、そのまま手つかずになっています。
正直に言うと、これは書きにくい話です。買った道具は使っている前提で記事を書いたほうが、読み物としてはきれいにまとまります。それでも書いておきたいのは、買っただけでは環境は変わらないという、当たり前のことが自分の机で起きているからです。ここを書かないと、全部うまくいっている人の記録になってしまいます。
もし今、4枚に増やす前提でアームをまとめ買いしようとしている方がいたら、この話を思い出してもらえたらと思います。買う判断と、実際に付け替える判断は別物でした。少なくとも私の場合、後者のほうがずっと腰が重かったです。
アームの前に、画面を出せるかどうかを確認しておきます
アームの話とは別に、4枚を並べるときに詰まるのが「そもそもPCから4枚出せるのか」という部分です。
うちは自作のデスクトップで、グラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPERです。4枚とも、同じ1枚のアダプタから出力しています。接続方式は3種類が混在していて、Windowsが返した値の内訳はHDMIが1枚、DVIが2枚、DisplayPortが1枚でした。
製造年がばらけていると、端子もばらけます。ここはアームの本数とは無関係に決まってしまう部分なので、机の物理的な組み方を考える前に、手元の画面とPC側の端子を数えておくと安全だと思います。アームを4本用意しても、映らなければ並びません。
これから4枚をアームで組むなら、この順番で見ます

ここまでを、決める順番としてまとめておきます。
- 1. いま載せる枚数を数える(4枚にする予定でも、今あるのが2枚なら2枚ぶんで考える)
- 2. PC側から何枚出せるか、端子の種類と数を確認する
- 3. 画面側のVESAの穴(75×75か100×100か)を確認する
- 4. 机の縁で、挟める位置が何か所あるかを見る(裏側の桟や引き出しに注意)
- 5. その条件に合う本数だけ買う。増えたら足す
この順番にしているのは、後ろの工程ほど「あとから変えにくい」からです。アームは買い足せますが、机の天板の形と、PCから出せる枚数は、その日に変えられません。
それから、4枚ぶんを一度に揃えないほうがいい理由が、もう1つあります。費用です。 モニターを増やして困った点は、私の場合は費用がかかることくらいでした。アームも同じで、必要になってから足すほうが、支出が一度に来ません。収入が安定していない時期は、ここが効いてきます。
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まとめ
この記事の要点をまとめます。
- モニター4枚は、アーム4本ぶんで載せています。ただし買った製品は3台(デュアル1台+シングル2台)です
- 「4画面対応の1台」でなくても4枚は並びます。分かれているほうが、1枚だけ動かしたいときに融通が利きます
- 3台は2021年、2023年、2024年と、2年半かけて1台ずつ増えました。この順番でも困りませんでした
- 買う前に見るのは、天板の厚みと挟める位置、VESAの穴、対応インチの上限と下限です
- アームの前に、PCから何枚出せるかを確認します。うちは1枚のアダプタから4枚、端子は3種類が混在しています
- 2026年7月に買ったアーム3本は、付け替えが面倒でそのまま使っていません。買っただけでは環境は変わりませんでした
4枚という枚数だけ見ると大がかりに思えますが、実際にやっていることは「今ある画面の数だけアームを用意して、増えたら足す」の繰り返しでした。最初から完成形を買い揃える必要はなかった、というのが2年半やってみての実感です。
このブログでは、他にも実際に使っている道具の話を書いています。モニターまわりでは 「モニターを4枚にするとき何が要るか」 で、アーム以外に必要になったものをまとめているので、あわせて読んでみてください。


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