この記事が答える質問はひとつです。1画面用のモニターアームと2画面用のモニターアームは、仕様のどこが違うのか。
書いているのは、さとりといいます。在宅でSNS運用代行の仕事をしていて、机の上ではモニターを4枚使っています。その4枚はすべてモニターアームに載せていて、手元にはこれまでに買った5種類のアームがあります。使っているものが3種類、買ったまま使っていないものが2種類です。
先に結論を書きます。手元の5製品の仕様を並べてみたところ、1画面用と2画面用で違いが出ていたのは、次の3か所でした。
- 対応インチの上限。2画面用は13〜27インチ、1画面用は13〜32インチや13〜35インチという表記だった。
- 耐荷重の書かれ方。2画面用だけ「1〜8kg」と幅で書かれていて、1画面用は「8kg」「9kg」「10kg」と1つの数字だった。
- 取り付け方式の選択肢の数。2画面用はクランプ式のみ、1画面用の中にはクランプ式とグロメット式の両対応や、ポールに付けるタイプがあった。
この記事では、その5製品の仕様をそのまま表にして並べます。使い心地やおすすめ度は書きません。手元にある記録に残っているのは、買った日と、製品に書かれていた対応インチ・耐荷重・取り付け方式・VESA規格だけだからです。書けるのはそこまでです。
手元にある5製品の仕様を、そのまま並べます
まず表にします。すべて私が実際に買ったもので、買った日も記録に残っている範囲で書いています。仕様は買った時点で確認していたものなので、いまも同じ表記とは限りません。2026年8月時点の私の手元の記録です。最新の仕様は各メーカーの公式ページで確認してください。
| 製品 | 画面数 | 対応インチ | 耐荷重 | 取り付け方式 | VESA | 買った日 | いまの状態 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| HUANUO | 2画面(デュアル) | 13〜27インチ | 1〜8kg | クランプ式 | 100×100 | 2021年11月3日 | 使用中 |
| TECLUK | 1画面 | 13〜32インチ | 8kg | 記録に残っていない | 75×75/100×100 | 2023年6月28日 | 使用中 |
| Bracwiser MD7821 | 1画面(4軸・水平多関節) | 13〜32インチ | 10kg | グロメット式・クランプ式の両対応 | 75〜100mm | 2024年3月3日 | 使用中 |
| ACCURTEK | ロングポール | 13〜35インチ | 9kg | クランプ式・グロメット式 | 75×75/100×100 | 2026年7月5日 | 使っていない |
| suptek MD6DB | 1画面(2個買った) | 13〜27インチ | 9kg | 支柱取り付け・ポール取り付け | 75〜100mm | 2026年7月11日 | 使っていない |
表を作ってみて、自分でもひとつ抜けに気づきました。TECLUKの取り付け方式だけ、記録が残っていません。対応インチと耐荷重とVESAは残っているのに、方式のところだけ書き留めていませんでした。いま机に付いている状態から推測して書くこともできますが、確かめていないことを書いてしまうと、この表全体が「どこまでが確認済みか分からない表」になります。なので空欄のままにしました。
使っているのは上の3製品で、これで画面4枚ぶんを支えています。デュアルが1台と、シングルが2台という内訳です。アームの腕として数えると4本になります。
違い1:対応インチの上限が、2画面用のほうが低かった
いちばん分かりやすく差が出たのが、対応インチです。
- 2画面用のHUANUOは、13〜27インチ。
- 1画面用のTECLUKとBracwiser MD7821は、どちらも13〜32インチ。
- ロングポールのACCURTEKは、13〜35インチ。
- 1画面用でも、suptek MD6DBは13〜27インチ。
下限はどれも13インチで揃っていました。差が出たのは上限のほうです。ただし、1画面用がすべて32インチ以上に対応しているわけではありません。suptek MD6DBは1画面用でも27インチまででした。「1画面用だから大きい画面に対応している」ではなく、製品ごとに違う、というのが手元の5製品から言えることです。
ここで気をつけたのは、対応インチは画面の対角の長さの話であって、机の上でどれだけ横に並ぶかとは別だということです。私の場合、載せているのはMSI G274QPF E2が1枚、ASUS VC239が2枚、ASUS VG258が1枚の合計4枚で、いずれも13〜27インチの範囲に収まる構成です。だから27インチ止まりのアームでも足りていました。
違い2:2画面用だけ、耐荷重が「幅」で書かれていた

耐荷重の書かれ方も違いました。
- HUANUO(2画面用)は「1〜8kg」。下限と上限の両方が書かれている。
- TECLUK(1画面用)は「8kg」。
- Bracwiser MD7821(1画面用)は「10kg」。
- ACCURTEKは「9kg」。
- suptek MD6DBは「9kg」。
数字の大小より、書き方が違うことのほうが目につきました。上限だけ書いてある製品と、下限も書いてある製品があります。手元の5製品では、下限まで書かれていたのは2画面用のHUANUOだけでした。
なぜ2画面用だけ幅で書かれているのかは、私は確かめていません。もっともらしい理由はいくつか思いつきますが、確かめていない以上それは推測です。ここでは「手元の5製品ではそうなっていた」という事実だけ書いておきます。
耐荷重そのものをどう見るかについては、以前に別記事で書きました。台座やケーブルではなく、画面だけの重さで確認するという話です。今回の記事は「1画面用と2画面用で表記がどう違ったか」までにとどめます。
違い3:取り付け方式の選択肢が、1画面用のほうに多かった
製品に書かれていた取り付け方式を並べると、こうなります。
- HUANUO(2画面用):クランプ式
- Bracwiser MD7821(1画面用):グロメット式とクランプ式の両対応
- ACCURTEK:クランプ式とグロメット式
- suptek MD6DB(1画面用):支柱取り付け・ポール取り付け
- TECLUK(1画面用):記録が残っていない
名前だけだと分かりにくいので、用語の意味だけ添えておきます。これは言葉の説明であって、私が比べた結果ではありません。クランプ式は天板のふちを挟んで固定する方式、グロメット式は天板に開いた穴(または開ける穴)に通して固定する方式、ポール取り付け・支柱取り付けは机ではなく支柱側に付ける方式です。
手元の記録で言えるのは、2画面用のHUANUOはクランプ式だけ、1画面用やロングポールのものは2方式に対応しているものがあったということです。5製品しかないので、これが業界全体の傾向だとは言えません。私の机の上で起きていた事実です。
それから、私は天板の厚みも、穴の位置も測っていません。取り付け方式を選ぶときにはそこが効いてくるはずですが、測っていないものを測ったように書くわけにはいかないので、ここは書けないところとして残しておきます。
VESAは、手元の5製品では全部つながる範囲に収まっていた
アームと画面をつなぐネジ穴の規格が、VESAです。手元の5製品はこうでした。
- HUANUO:VESA 100×100
- TECLUK:VESA 75×75/100×100
- Bracwiser MD7821:VESA 75〜100mm
- ACCURTEK:VESA 75×75/100×100
- suptek MD6DB:VESA 75〜100mm
2画面用のHUANUOだけが100×100の単独表記で、残る4つは75と100の両方に対応する書き方でした。ここも、1画面用か2画面用かというより、製品ごとの違いに見えます。
実際に4枚を載せて動いているので、私の画面側のVESAとアーム側は合っていた、ということになります。ただし「どの画面がどのアームに載っているか」は記録していません。覚えている気はしますが、記録が無いので書きません。
買ったのに使っていないアームが、2種類あります

正直なところを書きます。上の表のうち、ACCURTEKのロングポールと、suptek MD6DBの2個は、買ったまま今の構成に入れていません。買ったのは2026年7月5日と7月11日です。
不具合があったわけでも、私の環境に合わなかったわけでもありません。付け替えるのが面倒で、そのままになっているだけです。それだけの話なのですが、これを書いておかないと、この記事は「必要なものを必要なだけ買って全部うまく動いている人の記録」になってしまいます。実際は違います。買っただけでは環境は変わりません。
この記事の表で言えば、13〜35インチ対応のACCURTEKは、いま私が使っている画面の大きさを考えると、対応範囲としては余っている側です。suptekはポール取り付けに対応した1画面用で、これも今の机の組み方に入れていません。仕様が合っているかどうかと、実際に組み込むかどうかは別だった、というのが手元で起きたことです。
この選び方が向く人と、向かない人
ここまでの内容がそのまま役に立つのは、次のような人だと思います。
- 画面を2枚以上並べたくて、1台のアームでまとめるか、シングルを複数台にするかを迷っている人。
- 手元の画面のサイズとVESA規格が分かっていて、対応表を照らし合わせたい人。
- 買う前に、対応インチ・耐荷重・取り付け方式・VESAの4項目を自分で表にして比べたい人。
逆に、次のような人には、この記事は向きません。
- 製品ごとの使い心地や、動かしたときの感触を知りたい人。この記事には書いていません。
- どれを買えばいいかを1つに決めてほしい人。私が書けるのは、手元にある5製品の仕様と、そこで起きたことまでです。
- 32インチを超える大きな画面を2枚並べたい人。手元にある2画面用は27インチまでの1製品だけで、比べる材料がありません。
そのうえで、私が今回この5つを並べて思ったのは、「1画面用か2画面用か」という分け方より先に、自分の画面の大きさとVESA規格を確定させたほうが、表を見る時間が短くなるということでした。対応インチも耐荷重もVESAも、結局は自分の画面の数字と突き合わせないと意味を持ちません。
数字の扱いについて、ひとつ断っておきます

この記事に出てくる仕様は、すべて私が買ったときに確認していた表記で、買った日は2021年から2026年7月までばらついています。いま同じ型番を買っても、表記が変わっている可能性があります。特にVESAの対応範囲や取り付け方式は、同じシリーズでも仕様変更が入ることがあるので、買う直前に公式の情報を見てください。
それから、TECLUKの取り付け方式のように、私の記録に残っていない項目もそのまま空欄にしています。埋めたほうが表としては見栄えがしますが、埋めた瞬間にそれは確かめていない情報になります。表の見栄えより、どこまでが確認済みかが分かるほうを取りました。
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まとめ:1画面用と2画面用の違いは、3か所に出ていました
最初の質問に答えます。手元にある5製品を並べたかぎり、1画面用と2画面用のモニターアームの違いは、次の3か所に出ていました。
- 対応インチの上限。2画面用のHUANUOは13〜27インチ。1画面用には13〜32インチのものがあり、ロングポールのACCURTEKは13〜35インチだった。ただし1画面用のsuptekも13〜27インチで、1画面用が必ず大きいわけではなかった。
- 耐荷重の書かれ方。2画面用だけ「1〜8kg」と幅で書かれ、1画面用は8kg・9kg・10kgと1つの数字だった。理由は確かめていない。
- 取り付け方式の選択肢。2画面用はクランプ式のみ、1画面用にはクランプ式とグロメット式の両対応や、ポール取り付けに対応したものがあった。
VESAについては、2画面用が100×100の単独表記だった以外、はっきりした線は引けませんでした。5製品という手元の数では、それ以上のことは言えません。
そして、仕様が合っていても使うとは限らない、というのも今回書いておきたかったことです。私は2026年7月に買った2種類のアームを、いまだに机に付けていません。理由は面倒だからです。
もし今アームを検討しているなら、比較サイトを開く前に、手元の画面の型番からサイズとVESA規格をメモに書き出してみてください。その2つの数字が決まっているだけで、対応表を見る時間はかなり短くなります。私の場合は、これを先にやらなかったので、使っていないアームが手元に3台あります。


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